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何を作っていいか分からないときは

何を作っていいか分からないときは、手や指に考えさせよう

「仕事に活かすアート思考」感性×論理思考の磨き方

今更だけど「アート思考」という言葉が気になったので、図書館で関連本を探して少し読んでみた。

そうか、何を書いていいか分からない日は、頭で考えるんじゃなくてパソコンをカチカチ打つ指に動いてもらえばそれでいいのか。

この指自体が動いてくれればそれでいいのか。
なんて思ってみたりして。

そんなことが果たしてできるのか、は分からないけれど、とにかく指を動かしつづけてみよう。そうしたら、血流がよくなって、指もランナーズハイとか、クライマーズハイみたいなテンションになってきて、勝手に動きたくって仕方なくなっちゃて、どんどん筆が進んでしまうかもしれないよね。

アート思考といえば、『13歳からのアート思考』が凄く売れたようなので、こちらも読み始めた所。

すべての子供はアーティストである。
問題なのは、どうすれば大人になったときにもアーティストのままでいられるかだ。  パブロ・ピカソ

『13歳からのアート思考』

大人になる過程で、いつの間にか周囲からの批判やら否定やらなんやらで、自分自身を抑えこんでしまったりしたよね。

大人になってからも、周囲と比較されて凹んでみたり、自ら自分と他人とを比較してさらに落ち込んでみたりしちゃうんだよね。まぁ、別にそれが悪いことな訳じゃないんだろうけど。そこに熱中してしまうのはもったいない気がする。

批判されたからといって、何も自分まで自分自身を否定することをしなくていいはずなんだよ。

なのに、それをしてしまう。
もう、そのことに時間を費やし続けることをやーめたっ!って宣言して、やめちゃって全然いいわけで。

宣言してやめたぞ!って思ってても、また批判癖がムクムクと蘇ってきたりするから、また「あ!また批判グルグルモード入ってる!」って気づけば抜け出せる。たとえば、パン!と手を叩く音で、こちら側の世界に帰ってくる合図にするとかね。

油断すると、すーぐ批判ぐるぐる頭の中でまわしたくなっちゃうから、気をつけねば。

「アートという植物」は、地上の流行・批評・環境・変化などをまったく気にかけません。それらとは無関係なところで「地下世界の冒険」に夢中になっています。

『13歳からのアート思考』

このアートの考え方は、いいな。
皆がやってるから、とか、皆にそういわれたから、なんていうことじゃなくて、自分の好きなことの世界での冒険を楽しんで夢中になっていることが大事。そうやって、自分の軸で土の中で根をしっかりと伸ばしていって、いつかそれが花開く時がくる。

それって、すごく素敵だ。
13歳だけじゃなく、大人になった今だからこそ、大切な考え方かもしれないな。

「興味のタネ」を自分の中に見つけ、「探求の根」をじっくりと伸ばし、あるときに独自の「表現の花」を咲かせる人 
そえが正真正銘のアーティストです。

『13歳からのアート思考』



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