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#37 21日間でWebライターになる 17日目

21日間でWebライターになる 17日目

17日目

仕事をとれる提案文を作る方法

仕事の探し方と、ライターとして採用してもらうために書く「提案文」の書き方についてお伝えします。

まず、ランサーズを例にして仕事探しの手順を解説します。
トップページの左上に表示されている「仕事を探す」の項目へマウスのカーソルを乗せて「ライティング」の項目を選択します。

「ライティング」を選択すると、執筆系のあらゆる仕事が表示されます。
掲載されている仕事のタイトルにざっと目を通し、目についたものをクリックしてみてください。
ランサーズは募集要項のページにある「提案する」というボタンから、クラウドワークスは募集要項のページにある「応募画面へ」というボタンから、提案文の入力画面に移動できます。

一度、クラウドソーシングにおける仕事探しから契約までの流れを整理します。

①「仕事を探す」からライティングの仕事を一覧表示させる
②気になる仕事のタイトルをクリックし、募集要項を確認
③「この仕事をやってみよう」と思ったら提案文を送信
④提案文の送り先に採用された場合、契約→仕事開始

仕事探しの方法に続いて、提案文の書き方を解説します。

「仕事獲得の確度は、実績数ではなく自分の売り込み方で決まる」
これは持論ですが、例え数千記事、数万記事もの執筆実績があろうと「たくさん記事を書いた経験があるから採用してください」なんてメッセージを送ると返信は来ません。

実績が多いほどアピール要素は増えますが、売り込みが下手だと仕事は取れないのです。
特に下記のパターンに該当するメッセージは、採用率を下げます。

・どんな募集案件にも使い回せそうな汎用的なメッセージ
・どう役に立てるのか伝えず「仕事が欲しい」と伝えるメッセージ
・初心者/副業だから…と暗に「大目に見て欲しい」と伝えるメッセージ

募集案件を掲載している依頼主側は、身銭を切ってWebライターを採用しようとしています。
そこに、雛形を埋めたようなメッセージが届いたり、おもむろに「仕事が欲しい」と書かれたメッセージが届いたり、挙句「初心者だから質は保証できないですが」といった予防線を貼ったメッセージが届くと、どう感じるでしょうか。

そう考えれば、自ずと理想的な提案文の文面は思い浮かびます。

・その応募のために考えられたメッセージ
・役に立てる根拠を伝えているメッセージ
・文面からプロ意識を感じるメッセージ

これらのポイントを意識しつつ、文面を考えると好印象を与えられます。
とは言っても、骨組みすらない状態からメッセージを作るのは難しいですから、基本の型となるものを用意しました。

前述の通り、汎用的なメッセージになると印象は悪くなりますから、あくまで型は王道の書き方から外れないための指針として活用し、自由に壊しても大丈夫です。

「第一段階…挨拶&自己紹介」
初めまして、ライターの〇〇と申します。
自身の強みである〇〇(募集案件に関する経験・知識)を生かして、メディアを盛り上げるお手伝いができればと思いご連絡しました。

「第二段階…スキル・経歴・実績紹介」
依頼内容を拝見し、特に次のスキルが本案件に役立つと考えております。

・〇〇(スキルや経験)
・”
・”

過去には〇〇(案件に活かせそうな経歴・実績があるなら開示)を経験しているため、その際に得た知見も活用しつつ記事制作を進められるかと存じま。
当該ジャンルの執筆経験はありませんが、文章力の参考にしていただける記事をご用意しました。自ら構成〜執筆まで担当した、編集者の手が入っていない記事ですので、これらの記事と同程度のクオリティで成果物を納品できます。

・〇〇(あなたが書いたブログ記事のタイトル+URL)
・”

「第三段階…要件を伝えて締める」
現在、スケジュールには余裕があるため、募集概要の条件であれば1ヶ月に●本の記事制作が可能です。納期厳守、24時間以内の返信を徹底しておりますので、信頼に足るライターをお探しであれば、ぜひお任せいただければと思います。
ご多用のところ恐縮ですが、何卒よろしくお願いいたします。

この型に情報を組み入れることで、まとまりのいい提案文になるはずです。
ただ、矛盾するように思えますが、「型にハマりすぎない」ことを忘れないでください。

提案文の送信先はロボットではなく人ですから、提案文を通じて対話をするイメージが大切です。相手がどんな人物なのか、募集要項から精一杯想像して文面を考えてみてください。

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