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マスターはピエロの日記 第4話
「言い訳」「とどかなかったか!」
目の前から遠ざかってゆくブランコ。
こんな自分、もうがっかりよ!
けれど
飛び上がった瞬間、つかんだはずよ!
自分の分ね!!
つづく
©︎ 2020 KOJIYOKOSHIMA
マスターはピエロの日記 第2話
「ガーデニング」やぎの見ている前でわざと苗を植えよう。眼をはなした瞬間、やぎに新芽を食べられてしまう~なんて考えてちゃあ、やってゆけないよ。
やぎが太りゃあお乳が出て、きっとチーズになるでしょう。
苗が無事なら多分すずなりの実を、みんなで分けるでしょ。
さあ苗を植えましょう。
つづく
ウシカモシカのソイさん 第6話
天気のよい日に家でじっとしているのがソイさんは苦手です。用事はないけど今朝も早くから出かけます。そしてそんなソイさんの1日がやっぱり気になってしまう誰かがきっと、どこかで待ってることでしょう。
終
©︎ 2019 KOJIYOKOSHIMA
ウシカモシカのソイさん 第5話
お代はいいだからすっかり日も暮れた頃、ぽこぽこ牛車にひかれたソイさん、やっとこさ家へ帰って来たのでした。
「どもども、ほんと助かりました!あの、もし良かったらコーヒーでも 飲んでいきませんか?へへ、まあせまい家ですが、ゆっくりしてって 下さいよ!ってそうだ、お代を先に渡さないと~にんにんにんー♪」
我が家に着いたよろこびと、久々の来客。もう、うきうきのソイさん。そしてたぶん「わたしコーシー入れ
ウシカモシカのソイさん 第4話
ひづめの音
「・・ブシュルッ・・・・ッ・・・コッコッコッ・・トットット・・・・・・・・・・・・・・コフッ!」
しばらくの間沈黙がつづいた。思えばウシに引かれるウシカモシカってこれ、如何なものか?とソイさん。やっぱ歩いて帰ろう、でもいまさら、、なんと言って・・・・
とそのとき
「あんた、なーも気にするこたぁないんだ頭さ空~ぬすてよ、雲でもながめたれ!」
「えっ?しゃべった!いやじつはその~
ウシカモシカのソイさん 第3話
「砂けむり」
「牛車が運行しているとは知らなかったよ!!」と大喜びのソイさん、待った甲斐が有りました。
「のるかい?」
「長距離でもだいじょぶなんですか?!あっ、じゃおねがいします。」
ウシカモシカのソイさんは牛に引かれて家へ帰ることにしました。少々気まずい今後を予感させる、今日のお話でした。。。
つづく
©︎ 2019 KOJIYOKOSHIMA
ウシカモシカのソイさん 第2話
「照りつける太陽」
旅する羽アリに一方的に別れをつげたソイさんは、ため息まじりにしずしずと、来た道をもどることにします。すると・・・
来る時には無かったはずの、さびたブリキの停留所が目前に迫りそそり立っています。
「あれっ?気づかなかった~?」
今日も太陽の白光線はまっすぐに大地を照らしています。かげろうにゆれる停留所はまるで・ソイさんを手招きしているかのように見えました。「?*@?」ソイ
ウシカモシカのソイさん 第1話
「はじまりの静かな日」一日の始まり…白い太陽がまぶしい
ウシカモシカのソイさんは、ちょっとトイレに行く途中で見かけた旅羽アリのあとをついて行くうち、日が暮れ夜も更けて…
、、また朝日が昇る頃までポクポクと、こんな知らない遠い所まで来てしまったのです。
そしてそんな自分に「ああまた!ー」と、あきれなげいているのでした。
つづく
©︎ 2019 KOJIYOKOSHIMA