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KOJIYOKOSHIMAの絵本 「ウシカモシカのソイさん」

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「ウシカモシカのソイさん、また寄り道しちゃって。それで一日があっという間に過ぎて行きます…」
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記事一覧

ウシカモシカのソイさん 第1話

ウシカモシカのソイさん 第1話

「はじまりの静かな日」一日の始まり…白い太陽がまぶしい

ウシカモシカのソイさんは、ちょっとトイレに行く途中で見かけた旅羽アリのあとをついて行くうち、日が暮れ夜も更けて…

、、また朝日が昇る頃までポクポクと、こんな知らない遠い所まで来てしまったのです。

そしてそんな自分に「ああまた!ー」と、あきれなげいているのでした。

つづく

©︎ 2019 KOJIYOKOSHIMA

ウシカモシカのソイさん 第2話

ウシカモシカのソイさん 第2話

「照りつける太陽」

旅する羽アリに一方的に別れをつげたソイさんは、ため息まじりにしずしずと、来た道をもどることにします。すると・・・

来る時には無かったはずの、さびたブリキの停留所が目前に迫りそそり立っています。

「あれっ?気づかなかった~?」

今日も太陽の白光線はまっすぐに大地を照らしています。かげろうにゆれる停留所はまるで・ソイさんを手招きしているかのように見えました。「?*@?」ソイ

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ウシカモシカのソイさん 第3話

ウシカモシカのソイさん 第3話

「砂けむり」

「牛車が運行しているとは知らなかったよ!!」と大喜びのソイさん、待った甲斐が有りました。

「のるかい?」

「長距離でもだいじょぶなんですか?!あっ、じゃおねがいします。」

ウシカモシカのソイさんは牛に引かれて家へ帰ることにしました。少々気まずい今後を予感させる、今日のお話でした。。。

つづく

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ウシカモシカのソイさん 第4話

ウシカモシカのソイさん 第4話

ひづめの音

「・・ブシュルッ・・・・ッ・・・コッコッコッ・・トットット・・・・・・・・・・・・・・コフッ!」

しばらくの間沈黙がつづいた。思えばウシに引かれるウシカモシカってこれ、如何なものか?とソイさん。やっぱ歩いて帰ろう、でもいまさら、、なんと言って・・・・

とそのとき

「あんた、なーも気にするこたぁないんだ頭さ空~ぬすてよ、雲でもながめたれ!」

「えっ?しゃべった!いやじつはその~

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ウシカモシカのソイさん 第5話

ウシカモシカのソイさん 第5話

お代はいいだからすっかり日も暮れた頃、ぽこぽこ牛車にひかれたソイさん、やっとこさ家へ帰って来たのでした。

「どもども、ほんと助かりました!あの、もし良かったらコーヒーでも 飲んでいきませんか?へへ、まあせまい家ですが、ゆっくりしてって 下さいよ!ってそうだ、お代を先に渡さないと~にんにんにんー♪」

我が家に着いたよろこびと、久々の来客。もう、うきうきのソイさん。そしてたぶん「わたしコーシー入れ

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ウシカモシカのソイさん 第6話

ウシカモシカのソイさん 第6話

天気のよい日に家でじっとしているのがソイさんは苦手です。用事はないけど今朝も早くから出かけます。そしてそんなソイさんの1日がやっぱり気になってしまう誰かがきっと、どこかで待ってることでしょう。



©︎ 2019 KOJIYOKOSHIMA