家族やパートナーシップについて探究していて、つくづく「結婚やお付き合いをはじめる前かはじめるときに、お互いの価値観をすり合わせておくこと、めっちゃ大事!」と感じてる。
気持ちが盛り上がってるときに「ねぇねぇ、どれくらい貯蓄ある?」とか聞くの、野暮!デリカシーない!と思うかもしれない。
たしかにそうだ。そのタイミングで聞くべきこと、聞くべきでないことはある。けれど、段階的にしろお金や性のこと、子どもに対する価値観について話し合うことは、結果的に長く安定した関係を築くことにつながるんじゃないだろうか。
欧米では「結婚前セッション(プレマリッジセッション)」というものが、日本よりも一般的らしい。結婚前に、(ときにはカウンセラーなどの専門家も入れて)お互いの価値観について話し合う、ということ。
「結婚前セッション(プレマリッジセッション)」という名称ではあるものの、いまどき「ながいパートナーシップはむすびたいけど、結婚はしなくてもいい」っていう人もいるし、結婚だけに限定しなくてもいいと思う。それに、カウンセリングを受けるとなるとハードルが高いので、まずは二人だけで話し合うのもいい。
「この人と長く一緒にいたいなぁ」とか、「人生をともに歩んでいきたいなぁ」という人ができたら、つまりパートナーと呼べるような人ができたら、大事な価値観について話し合う機会を持つこと。これが大事なんだろうなと。
調べていると、「Premarital Counseling Questions You MUST Ask Before Getting Married」という英語のサイトに「結婚前セッション(プレマリッジセッション)」で確認すべき項目が紹介されていたので、日本語訳してみた。パートナーと話す際の参考にしてみてほしい。(誤訳があったら教えてください!)
いかがでしょう。たしかに、これらの内容を話せておくと、その後の関係で「こんなはずじゃなかった!」とならなそうだ。
ただ、「え、こんなことも話すの!?」ということもあると思う。特に性のこととか、スピリチュアリティのこととか。ただ、それらに関係するすれ違いがお別れの原因になる、というのもよく聞く話。勇気はいるし、簡単ではないと思うけれど、どこかのタイミングで話し合っておけるとよさそうだ。
親密であればあるほど、お互いの大事な価値観に触れる話はしづらい、というのも、わかる。ふたりだけではむずかしければ、カウンセラーなどの専門家を頼ってみてもいい。僕も以前、パートナーと一緒にシステムコーチのコーチングを受けて、「え、そんなこと思ってたの!?」という、パートナーに対する思わぬ気づきがありました。
この記事が、みなさんのパートナーとのいい関係づくりに繋がったら嬉しいです。(僕も頑張ります!)