なぞの虚無感、カウンセリングを受けた夏。
もうまじむりしんどい、というほどではないけど「げんき!」と胸を張っていえるわけじゃない、みたいな、なんともいえない状態がつづいてる。
この状態になんて名前をつけようか。夏バテ? いや、ちょっとちがう。「虚無」、ということばがしっくりきた。漢字だとちょっと重たい感じがするので、「きょむ」とひらいてみる。うん、なんだかしっくりくる。
今の状態をひとことでいうなら「きょむなう」、である。
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とにもかくにも、なんだかやる気が起きない。
原稿を書くのも、映画を観るのも、サーフィンするのも、以前のように「やるぞ!」って気持ちにならないのだ。
これはあんまりよくないな〜、たのしいこと見つけよう、と思って、「バチくそにおもしろいぞ」と話題になってたゼルダのゲームを買ってみた。
ゲームショップに駆け込んで、Switchも持ってなかったので、Switchもいっしょに買って。合計4万。くぅ〜、けっこうな出費! でも、これできょむを撃退できるなら安い買い物! これできょむから脱せるぜ〜! と購入。
で、やるんだけど、「ハイラルの平和はおれが守る!!うおお!!」って感じにもならず、ふだんゲームやらないものだから肩と腰がバキバキになって、ちょっと放置することに。結論、ゲームもだめだった。
かなしいわけでもつらいわけでもないんだけど、とにかく、感情が、あんまり湧かない。そんなさいきんなのである。
なんできょむになったんだろう。その理由を考えると、ぼくのなかで根深い問題としてどっしり横たわり続けてる、自立と依存のはなしにいきつく。
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