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うだうだ日記

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うだうだ考えるのが好きな人間の日記です。
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#キャリア

物語があるから、「病い」を生きることができる。-読書録『病と障害と、傍にあった本…

病や障害の名でひとくくりにできない 固有の症状や想い。 誰かと分かち合うこともできず。 そ…

「自分を満たすために、誰かを助けたい」という、メサイアコンプレックスの落とし穴

「自分が人生に悩んだ経験があるから、同じように苦しむ人の力になりたい」 キャリアコンサル…

意味のある死より、意味のない豊かな生を

「人生の物語を、ともにつくりたいんです」 と、以前僕は言っていた。生き方編集者は、人生の…

「プロフェッショナル」になれないけど、楽しくやってる人の声を聴きたいよ、春。

NHKが中継する東京オリンピックの聖火リレーの映像から、音声が消えた。 4月1日夜、聖火ラン…

『あなたはなにがしたいの?』って問われると、居心地がわるくなるんです。

「『あなたはなにがしたいの?』って問われると居心地がわるくなるんですよね」 と、友人が言…

「傷つくよ」と指摘されることより、指摘してくれる誰かがいないことがこわい。

自分が持ってる「無意識の加害性」がこわい。 僕も加害者になりうる。というどころか、すでに…

家族とも親友ともパートナーともわかりあえない、という希望。

現代ではネットでは気の合う人とだけ接することがきるし、特に今はコロナ禍で自分と異なる存在と出会うことも減ったから、余計に「他者」が不在になる。 と、前のnoteで書いた。「南極観測隊として南極に2年間住んでいて、今は小学校の用務員をやっているおじさん」みたいな「他者」とは、なかなか出会えないよなーって話。 そしてそういう、価値観も生きてきた背景も支持政党も応援してる球団も唐揚げにレモンを絞るか否かもちがう「他者」と出会う機会がないことは、自分が「裸の王様」になるリスクが高

「自分らしさ」なんて、自分のなかにはなかった。

他人の目をきにせず、自分らしく。 なんていう言葉をまにうけて、「よし、自分らしく生きるな…

弱い自分を抱きしめるように、強い自分も抱きしめたい。

弱い自分を抱きしめてあげよう、みたいな言葉をよく耳にする。 たしかに、「自分なんて…」っ…

社会の窓はとじよう。他者への窓は、どうしよう。

タモリさんは笑福亭鶴瓶さんのことを、「自閉症ならぬ、自開症」といったとか。 「自開症」っ…

おじさんこそ、かわいさが必要である。

ちまたにはおじさん向けの雑誌もたくさんあって、そこでうたわれているのは「イケオジになろう…