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うだうだ日記

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うだうだ考えるのが好きな人間の日記です。
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2021年4月の記事一覧

「自分を満たすために、誰かを助けたい」という、メサイアコンプレックスの落とし穴

「自分が人生に悩んだ経験があるから、同じように苦しむ人の力になりたい」 キャリアコンサル…

意味のある死より、意味のない豊かな生を

「人生の物語を、ともにつくりたいんです」 と、以前僕は言っていた。生き方編集者は、人生の…

「プロフェッショナル」になれないけど、楽しくやってる人の声を聴きたいよ、春。

NHKが中継する東京オリンピックの聖火リレーの映像から、音声が消えた。 4月1日夜、聖火ラン…

編集者として、「バズ」ではなく「ケア」の感受性を持つこと。

「耳を傾けたいのは「メディアからは消されてしまう声」であるし、ロードサイドから聞こえてく…

カメラを向けても「写さない」のって大事。けどむずい。

子どものころ、砂場ではじめてスコップを持つとお城とかトンネルとか、あれやこれやつくりたく…

『あなたはなにがしたいの?』って問われると、居心地がわるくなるんです。

「『あなたはなにがしたいの?』って問われると居心地がわるくなるんですよね」 と、友人が言…

「傷つくよ」と指摘されることより、指摘してくれる誰かがいないことがこわい。

自分が持ってる「無意識の加害性」がこわい。 僕も加害者になりうる。というどころか、すでに加害者なのだと思う。加害者というのがおおげさなら、すでに誰かを傷つけている。「虫もころしたことないんです」と言う人だって、気づかないうちに蟻をふみつぶしてるわけだし。かならず、どこかで。 学生時代にイベントで飲食店のブースを出店したとき、一緒にお店に立っていた女の子が、お店が混んでいるにもかかわらず何度もお手洗いに行くものだから、僕は「え、いまいくの?」と言ってしまった。 その女の子

家族とも親友ともパートナーともわかりあえない、という希望。

現代ではネットでは気の合う人とだけ接することがきるし、特に今はコロナ禍で自分と異なる存在…