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高まる「エンゲージメント」の重要度 対話の強化が生む生産性の向上

組織や仕事に対する自発的な貢献意欲などを表した指標「エンゲージメント」。社員が主体的に業務に取り組めているかを示します。忠誠心やモチベーションとも違い、個人と組織が対等で、ともに成長できるという関係性を指します。指標化したとき、高いほど離職率は下がり、生産性の向上にプラスに貢献すると言われています。そのため昨今、経営陣はエンゲージメントを計るサーベイを行い、指標を上げる施策に対して積極的です。今回は、エンゲージメントを高めるにはどういった手法があるかについて、具体例を挙げて考えてみます。

企業としてはエンゲージメントが上がるように仕向けていきたい。職場のリーダーがそのためにケアしなければいけないことを真剣に考え、取り組まないといけない時代になりました。

各自のエンゲージメントが高まる要因を把握して、可能な限りその状況にもっていく。例えば、ビジョン・目的の更なる浸透。自社の理念やビジョンなどの情報を事細かに伝える機会を準備するということがあるかもしれません。あるいは職場環境の改善。オフィスのレイアウト変更やフリーアドレス制、冷暖房やデスクなどの設備の改善、業務のデジタル化などもあるでしょう。

加えて、育児・介護休暇を取得しやすい環境の整備、フレックスタイム制や時短勤務の導入、テレワークの活用などといったワークライフバランスの推進。さらには人事制度の見直しや、風通しのいい職場づくりに向けた対話の強化など涙ぐましい努力をする企業および職場が増えています。


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