続けることで、見えるもの
最近、自転車を買いまして、朝はほぼ毎日乗ってます。同じコースを、同じペースで30分。
同じことを、繰り返すのが好き。
「同じことが続くと飽きるから」と言って、つねに新しいことを求める人がいますが、ぼくは同じことが続いても楽しい人。
サイクリングで、とりあえずの目標がありまして、それは「名古屋まで自転車で行く」こと。
ぼくの住んでる岐阜市から名古屋までは、およそ30km。いまのところ、自転車での平均スピードが時速22kmくらいなので、1時間半あれば着きそうです。
着きそうですが、そのペースを維持できれば、のお話でありまして。
運動がそれほど得意ではないぼくにとって、体力持久力に関しては、不安しかありません(笑)
なので、体力づくりも兼ねて、朝のサイクリングを日課にしてます。
先日、篠田幸二の、とある一日でも書きましたが、そのあと筋トレも30分やってたりします。
筋トレはかれこれ3ヶ月くらい続けてるので、いい感じで体力がついてきました。
最初に話は戻りますが、朝のサイクリングでは、同じコースを同じペースで走ってます。
そんな同じルーティンの中で、少し変える箇所をつくってみる。たとえば、ギアの組み合わせ。
ぼくの自転車(SURLYというメーカーのものなので、これからサーリーと呼ぼう笑)は、前のギアが2段で後ろが6段。ということ、2×6=12通りのギアが使えるわけです。
それをいろいろと試してみる。
直線ではこのギアの組み合わせ、信号で減速するときはこの組み合わせで、発進のときはこれ、みたいな。
そうやってると、このスピードだとこの組み合わせが最高だな、みたいなのが感覚としてわかってきて、おもしろいのです。
あとルーティン化することで、ペース配分(体力の使い方)みたいなのがつかめてきます。
今日は前半飛ばしすぎたな。もうちょっと平らに漕いでみよう。みたいな。
なにせ当面の目標は、1時間半漕ぎ続けるわけだから、30分くらい楽勝じゃなきゃ困るのよ(笑)
そんなことを、ちょこちょこと試しながら、日々のルーティンを楽しむのが好き。
それは夢拾いや、ゆるゆる書道でも同じかもしれません。
夢拾いなんて、同じコース、同じ時間で、5年もやってるわけで(笑)
でも、同じことを続けてるからこそ、日々の心の動きが見えてきたり、季節の変化を楽しめたりします。
同じ「ごみ拾い」なのに、イラッとする日があれば、しない日もあったり、やたら幸せな日があったり。
ぼくにとって「心の動きを感じられる」のが、夢拾いを続けてる大きな理由かもしれません。
なんだか、また修行系のニオイがしてきましたね(笑)
修行系のおすすめ本↓
ゆるゆる書道は、かれこれ2年。ほぼ同じフレームで書いてます。
1行に8文字まで、それが4段まで。なので、32文字の中で、心ゆるむことばを考えます。
俳句の変形版、ですね。
同じフレームで、文字数が限られてるので、伝えたいことをより簡潔に、より正確に表現する。みたいな遊びをしてます。
繰り返すことで、やっぱり感覚は研ぎ澄まされてきますよね。
夢拾いとゆるゆる書道のインスタグラム、その写真の構図にもあらわれてますが、とにかく同じことを連打してます(笑)
ある程度のルーティン(フレーム)が決まったら、あとはひたすら続けてみる。
そうすることで、迷う部分が減るので、ストレスは軽減されるし、動いてるところの変化も見えやすくなります(気づきやすくなる、というか)
ルーティン化して、変化するところを探す。
ルーティン化して、ある箇所を変化させて、効果を検証する。
なんだか「人生という名の実験室」っぽいですね(笑)
とりあえず、思うままに綴ったこの文章が、だれかのなにかのお役に立てば、うれしいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
サポートしていただくと、街はより綺麗に、地球は緑豊かに、人々はより幸せになります。