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ホロライブのスト鯖RUSTについて。

ホロライブでも夏色まつりさん、常闇トワさん、ラプラス・ダークネスさんのRUSTのストリーマー鯖、スト鯖と呼ばれているサーバーへの参加が最近始まりました。1,2年前はAPEXなど、男性配信者と同じ場で活動をするとなると、そもそもそんな話が出ていなくても噂だけで掲示板などでは結構な騒ぎになっていました。その時からすると変わってきたなという印象もあります。
その時の事は古い記事ですがこちらで書いていたりします。

今回の記事はそんなホロメンのスト鯖参加についての記事になります。

■なんで問題視されるの?

ホロメンのファンの間で「コーン」や「ユニコーン」といった言葉があり、掲示板やまとめサイトを見ている人であれば馴染みのある言葉ですが、そうでないリスナーには???となる人も多いと思います。
これはアイドル特有の処女性を求める点で、神話のユニコーンから来ている言葉です。つまりアイドルには男の影がチラつかないで欲しいというものですね。
この辺りもChatGPTでも聞いてみました。

質問「ホロライブが男性ストリーマーと絡むのはなぜ問題視されるのでしょうか?」

ホロライブが男性ストリーマーと絡むことが問題視される理由は、性別による差別的な扱いや、ファン層の違いなどが考えられます。

1:性別による差別的な扱い 男性ストリーマーと女性ストリーマーとでは、配信内容やファン層に違いがあることが一般的です。そのため、男性ストリーマーと女性ストリーマーの交流がある場合、女性ストリーマーに対して差別的な扱いをする視聴者もいる可能性があります。

2:ファン層の違い ホロライブのファン層は、主に男性ファンが多く、男性ストリーマーとの交流があると、ホロライブのファン層に馴染まない人が現れる可能性があります。また、男性ストリーマーとの交流が頻繁に行われると、ファン層が変化し、ホロライブの方向性が変わる可能性があります。

3:炎上のリスク 男性ストリーマーとの交流が炎上する可能性があるため、それを回避するためにも、ホロライブは男性ストリーマーとの交流に慎重な姿勢を取ることがあるかもしれません。
以上のような理由から、ホロライブが男性ストリーマーと絡むことが問題視されることがあります。

概ねこれまでウェブ上で語られてきた事と大きな相違はないかなと思います。

簡単に言ってしまえば、推しのホロメンが男性ストリーマーとワイワイしながら活動するのを見たくないという感じです。これはアイドル売りをする以上はどうしても避けられないものだと思います。


■実際にホロメンのスト鯖RUSTを見てみた

先に結論を書きますと、RUSTに限らずやはりホロメンは男性ストリーマーと恒常的に同じ場で活動するのはやめた方が賢明なのかなと思いました。

もちろん今後の内容や展開によっては変わる可能性はあるかもしれません。が、見た限りではそのホロメンにとってもホロライブにとってもメリットよりデメリットの方が大きくなりそうな印象でした。

ラプラスさんと常闇さんのものは切り抜きで見た形で、配信は作業しながらですが夏色まつりさんのを2つ見ました。そのうち一つはちょうど昨日リアルタイムで見れた感じです。

僕はコーンではないですが、さくらみこさんや大空スバルさんが同じようにスト鯖のRUSTに参加するとなったら嫌だなと感じるでしょう。

まつりさんの配信はちょこちょこ見ているので普段との細かな違いなども意識しなくてもわかってしまうのですが、やはり男性ストリーマーの方との配信ではキャラが変わってしまいます。これは話し方や接し方や言葉の選び方などですね。
そもそもの話にもなりますが、通常は女性同士と異性とでは接し方は違うのは当たり前だったりします。男性は男性で、やはり女性と接する時は普段とは異なった接し方をするので「普段のままで居るというのが無理」な話なんだと思います。

これは今回参加した夏色まつりさん、常闇トワさん、ラプラス・ダークネスさんに限った話ではなく、みこちでもスバルちゃんでも、他のホロメンでも同じように普段とは異なった姿を配信で見せる事になるでしょう。

・アイドルに限った話ではないかもしれない
例えばですが、僕は家族などでもこれに近い感情を抱くと考えています。兄弟が居る人であれば、兄や弟、姉や妹が異性とワイワイ遊んでいる所というのはあまり見たくないと思う人は居ます。家族が異性を意識した態度や言動をしている場に居合わせたくないという感覚です。
或いは親しい友人などでも同様で、異性を意識した普段とは違う姿というのは変な感じを受けたりする事もあります。

アイドルではなくてもこうしたものがあるのでアイドルとして見ている人であればスト鯖でのRUSTというのは「見たくないもの」として認識されている場合が多い可能性がありそうです。

それを感じたのは昨日の夏色まつりさんの配信をリアルタイムで見ていた時の同接数が想像していたよりもずっと低かった事がきっかけです。

上記サムネイルのアイマークの横の数字が最低同接と最大同接の数字です。
僕は昨日開始数分後くらいに見始めて、3800人くらいになった後は徐々に徐々に下がっていきました。

見ていて
「あっ、やっぱりまつりちゃんでも普段とはキャラが違ってこんな感じになるんだな」と思って見ていたあたりから下がっていった感じです。

ちなみにホロ鯖の時の初期RUSTは下記の感じでした。


■改めてホロライブのビジネスモデルを考えてみる

ホロライブのコンセプトのひとつにはやはりアイドルというキーワードが存在します。これは上場時の有価証券報告書内でも書かれているので明確な方針として存在するのでしょう。

アイドルという看板が持つ強みを収益面に転換するという部分や、ファンを新規で獲得する面、長くファンで居て貰う面でアイドルの持つビジネス的な強みを用いるスタイルです。

例えばグッズ販売などですが、いわゆる一般的なタレントとして売り出すよりもアイドル的な売り出し方の方がグッズは売れやすいという事実があります。ホロライブが加速して拡大できた要素のひとつにアイドル性の高さがある事も否定できないと思われます。

アイドルに処女性が求められる事にはそのタレントのプライベートまでを縛る人権的な問題など諸説が存在します。以下はChatGPTでアイドルの処女性について質問した際の回答です。

一般的に、アイドルには処女性が求められるとされています。これは、アイドルのファンが「自分以外の男性との関係を持っているアイドルは好きになれない」という考えを持っている場合があるためです。また、アイドルは純粋で清潔なイメージを保つことが求められており、処女性がその象徴とされることがあります。
しかしながら、この処女性に対する求め方には問題点があります。処女性が価値観や評価の基準とされることで、女性の性的自由や多様性が抑圧されることがあります。また、処女性がアイドルに求められることで、アイドル自身が性的な被害やいじめに遭った場合、告発しにくい状況が生まれることがあります。
さらに、処女性を求めるファンは、アイドル自身の人間性や芸術的な才能よりも、外見やイメージに重きを置くことがあるため、アイドル本来の魅力が薄れる可能性もあります。また、処女性が求められることで、アイドルの私生活までファンに制限されることがあるため、プライバシーの侵害につながることもあります。
以上のように、アイドルに対する処女性の求め方には問題点があることが指摘されています。アイドルは、自己表現や芸術性、人間性など、様々な魅力を持っており、処女性によってその魅力が損なわれることがないよう、ファンやマネジメント側が理解し、対応する必要があるでしょう。

こうした点からも例えばホロメンがRUSTのスト鯖に参加したいという声があがった際に運営からそれを完全に規制するような動きと言うのは難しかったりするのかもしれません。
またリスナーの中でも様々な意見が持たれている事も想定されます。

■ホロメンにとってはどうなのか

ここから書く内容は個人的な考えが多く含まれるので一般論というよりは僕個人が思う事として見て貰えればと思います。

結果としてホロメンにとってもあまりポジティブな結果は得られないのではないかと思います。ただしこれは何を目的とするかにもよりますが。

こうした形で男性ストリーマーや男性配信者と活動の場を同じところでする事によって離れるファンと新規で得られるファンのバランスが良くない形に収まりそうです。
前述したアイドルの処女性に関わる問題点のところで記載した様に、最近ではこうした活動に対して「やめて欲しい」という声を上げる事自体が批判的に見られる風潮になってきています。
その為、離れる時というのは何も言わずにそっと離れるという傾向が強い様に思います。ここで離れるファンというのはいわゆるアイドルガチ勢もそうですが、ホロメンを「アイドルとして認識している層」すべてが対象になり得ると考えます。

もう一点、これはRUST等の場合いわゆる配信外でのプレイというものが存在します。
極端に見たとして、ガチ恋勢視点で見た場合は例えば配信は公開合コンみたいな感じで、配信外のプレイというのは非公開合コンみたいな風に捉えられる事もあるのかなと思います。合コンは普通は非公開なのですが。
つまりそういう層にとっては配信外プレイというのはもしかしたら裏では人目もないからもっと違う感じなのかなという邪推をされるケースもあるでしょう。もちろんホロメンはその人にとっては彼女や恋人ではないのですが、アイドルとして活動しているとそんな正論は通じない事の方が多いですし、どちらにしても得がない関係性になります。

もちろん配信として面白いという評価を得られれば、新規のファンが獲得は出来ると思いますが、アイドルのファンではなく女性ストリーマーという形で認識されたファンになるのかなと思います。こうした層はビジネスモデル上で収益源となるグッズ購入やライブチケットの購入やスパチャには結び付きづらい層の可能性が高そうです。
そうすると案件などでも思ったよりもアプリがDLされない、コラボグッズが売れないといったネガティブな結果に繋がる可能性も出てきます。

また、客観的に見てしまうと
多くなのか、一部なのかは測りようがありませんが
アイドルとして見ているファンに対して「見たくない姿を我慢して見させている」という行動をしていると無意識に認識させてしまう可能性もあるかもしれません。
例えば本来あまり見たい内容ではないけれど、推しの配信だから見る、というリスナーにとってはストレスを溜めさせる事になります。これは無意識のストレスとして蓄積されるのでどこかで疲れてファン活動を止める結果に繋がる事があるでしょう。

つまり短期的にはすぐに離れるファンがまず離れて、中長期で見た場合にも中長期の時間をかけて離れるファンを増やしていく、という事が起こると同時にホロライブが展開するビジネスモデルとホロメンの活動スタイルに乖離が生じて上手く噛み合わない活動になっていくという側面もあると考えます。
後者の場合はホロメン自身も「なんか最近うまくいかないな」というような悪循環にハマってジレンマに陥る可能性もあるかもしれません。


■終わりに

諸々書きましたが、ネガティブに見た場合の視点で書いています。
こういった内容の記事は最近は書かない様にしていたのですが、同接、再生回数などを見ると予想していた以上にファンからは求められていないのかなと感じたので書きました。

ぶいすぽ等がファンを多く獲得できている様に、ポジティブに見ればバリエーションの豊富さに繋がっていくというケースも有り得るかとは思います。





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