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【保存版】共◯党はなぜ、美味しい香港をつぶしたのか?香港と中◯大陸の今後

まずは結論から。

<習主席は、自分を守るために美味しい香港を捨てざるを得なかった

ということです。幾つかの視点で見ていきましょう。

1)激しさを増す党内権力闘争

2)国内の生活不安への党内批判

3)すべては共産党を守るため、自分の立場を守るため

4)上海派(江沢民派)の収益源を断つため

5)NFOC(新中華連邦国)の影

1)激しさを増す党内権力闘争

自分が法律だとばかりに、国家主席の任期を廃止してしまった習近平。おいしい思いのできる立場を独占してしまったのだから、彼を追い落とす力が働かないはずはない。特に習を主席にした江沢民派は、自分たちの派閥をチャイナ7に入れなかったのだから、何事だとずっとこの時をねらっていた。前主席の胡錦濤は李克強を主席にするはずだった。そこへ江沢民がそうはさせるかと無名な習近平を担ぎ上げたのだ。当然、李克強首相も面白いはずはない。李は実力で上に登ってきたエリートなのだ。今回のコロナこうした路線の中で起きた惨事なのだ。さらに香港の民主運動が制圧できず、習主席への批判は何をやっているんだと高まるばかり。だから国益にはならない香港を強引にねじ伏せたのだ。自分の立場のために。

2)国内の生活不安への党内批判

昨年は豚肉が高騰した。今年は洪水、熱波、コロナで間違えなく食料価格が高騰するはずだ。さらに輸出で稼いできた国は香港をつぶしたためにさらに厳しい景気になるのは必至だ既に不景気の波は中国全土を襲っている。庶民の不安は、やがて共産党に向かうことになる。その前に自由を許容する一国二制度を続けるわけにはいかないのだ。すべては共産党を守るため。

3)すべては共産党を守るため、自分の立場を守るため

共産党は中央から地方まで、国民ではなく自分の立場を優先する。当然コロナのような隠蔽は朝飯前だ。そう自分が優先だから。日本政府も似たようなものだが、そんなレベルではない。筋金入りの保身者の集まりなのが中国共産党の仕組みなのだ。

4)上海派(江沢民派)の収益源を断つため

敵である江沢民派の収益源となっているのが香港。当然自由貿易や金融を潰されたら派閥のちからが弱まってしまう。海外に資産を構築してきた党幹部たちは、今回の香港で資産差し押さえになる可能性が出てきた。戦々恐々としてじっとしていることだろう。

5)NFOC(新中華連邦国)の影

アメリカで6月4日、新中華連邦国の建国が宣言された。今回は中国のサッカーの神様、トランプ大統領の元顧問のバノンが参戦している。これは何を意味するのか。火遊びでの建国宣言ではない、ということだ。当然バックにいるのは、この世界を地球単位で支配している連中もしっかり参加しているということになる。これに怯えた習は香港を潰すのを急いだと言える。


そもそも、大きな中国を一人の力で押さえこめるはずはない。金の切れ目は縁の切れ目の最たるものがこの中国という国なのだ。

もちろん今後もコロナの2波もあるだろうけど、本当の潮目は

「中産階級、特に沿岸部で豊かに生活している中間層が生活が困窮するようなことが続き、反共産党のデモが出てきたときだ」

私いるかは、そう断言したい。

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