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[ライター志望の君へ]成功者の示すロードマップは結果論でしかない。

「文章を書くのは好きですか?」

ある日、一本の電話をもらい
私のフードライター人生がはじまりました。

フードライターなんて……
どうやってなったらいいか、分からない。
学生時代はそのロードマップを
探ろうとも思わなかった。

そもそもメディアというのは
なんかすごい人たちが作っている、
自分には無縁の世界のように
感じていたんです。

そんな私が今、当たり前のように
フードライターを名乗り、
文章を書くことで収入を得ています。

私のnoteでは
その道筋を記録したり考察したり。

ライター志望者や若者に向けて、
思うままに記します。

ひとつ前の記事で、

“次回からはフードライターに
至るまで、紆余曲折の道のりを
紹介したいと思います。”

なんて言ってたんですが、
いきなり番外編になりそうです。

急にどうしても
書きたくなったのは、弟の話。

天才的な名言を放つ、
自慢の弟が登場しますよ。

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成功者の示すロードマップは結果論でしかない。


ちょっと待って。

成功者の示すロードマップは結果論でしかない。

なにこれ。
なんかめちゃくちゃかっこいい
セリフじゃないですか、これ。

この言葉を教えてくれたのは、私の弟です。
歳は4つくらい、離れています。

私がフードライターになってから
弟に久しぶりに会い、
その経緯を話したときのこと。


「あなたがなぜフリーランスやライターに
なったのか。みんなに伝えたらいい。
その話には価値がある。」

「たとえあなたが価値を感じなくても。」


ざっくりこんな話をされました。
そして、そのときです。

「成功者のロードマップは結果論。」

という、話をしてくれたのは。

ああ、そう言われてみれば!
私が前回までに書いた

文章を好きと言えた理由


にも、同じことが言えます。

私はフードライターになれたから、
そこから遡って、
なぜなれたのかを考察しています。

つまり、結果論でしかない。
だから説得力に欠ける部分は
たくさんあるかなと思います。

弟はほかにも言ってました。

「成功者と全く同じようにしたところで、
夢が叶うとは限らないよ。
だって成功したのは偶然なんだから。
その人がたまたまその方法で成功しただけ。」


うちの弟、何者なんでしょうか??笑
本当にこれが真理というか。


人ってなんでも既存の型に
当てはめようとしてしまう生き物ですよね。
もちろん私もそのひとりです。


自らが成功したからこそ自信があり、
その成功体験にすがってしまう。
同じやり方を人に伝えたくなる。

そして度々、
愛情や親切心が空回りする。
人はなんというか不自由で、
不器用な生き物ですね。

私もこんなnoteを記しているのだから、
自身を棚に上げるにもほどがありますが。笑


ついつい誰かに成功体験を
伝えたくなってしまうのは、
人ならば仕方ないことかなあと
諦めの気持ちすら湧いてきます。

ただ、弟の言う通り、

成功者の示すロードマップは結果論でしかない。


それを知っている人は
柔軟に自分の道を進めるかもしれません。

〇〇をしたら、成功する!とか
成功したいなら、〇〇はするな!とか
私のいうとおりにすれば叶う!とか
そういうの全部。
あまり振り回されないようにしよう。


ライターになりたい人にとって、
選択肢は無限大です。


あなたの人生、夢までの道筋。

未来、可能性、あり方まですべて。


誰にも支配できません。

あなたが、
たまたま偶然生まれてきた
この世にたったひとりの
貴重な希少な存在だからですね。

なかにはアンケートや統計として
多数派の通る道はあるかもしれません。

でも、あなたは本当に多数派ですか?
多数派でいいのですか?
 

わざわざ多数派に埋もれ、
競争に巻き込まれ、
自信をなくしたら……?
なんだか、もったいないなあと思います。


あなたにしか歩めない道筋がある。
あなたにしか見えない景色がある。


たとえば夢と関係ないこと、
ただの寄り道(なんなら、さぼり?)
に見えることが、
巡り巡って自分の強みになったり
個性になったりします。


それを知っていたら自然と、
周りと比べて落ち込んだり焦ったりする
手間も省けるんじゃないかな。


ここで、芦田愛菜さんの
あの有名な言葉を思い出しました。

“行動を起こした後にはもう結果は決まっているんだから、あとはなるようになるしかない。と思うようにしている。

自分に人生の最終決定権があると思ってしまうと、うまくいかなかったときに自分を責めて辛くなったり、後悔したりすることもある。

結果は決まっていて自分はそこに行くための方法を選んだだけだと思うと、ちょっと納得できるかな、なんて思う。”


結果は決まっている。として。
あなたに今できることはなんでしょうか?


私はライターの端くれとして
若者がそれぞれに持つ、
オンリーワンな夢が叶ってほしい!
と、願っています。


夢は必ず叶うよ!とは、言えません。
叶わないこともあるかもしれない。
でもむしろ、願ってもないチャンスが
あるかもしれないから、
もっと自分の未来に期待してほしい。

なぜ生まれ生きるのか?
それすらあいまいなこの世界で、
いつ、どんな夢が叶うのか。
どのようにして叶うのか。

成功者の示すロードマップは
結果論でしかないのです。

私はいつか、あなたの結果論を
聞ける日を楽しみにしています。

ライター志望者はもちろん、
夢を持つ若者たちに
幸せな出会いがありますように。












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