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ハピネスチームビルディング

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ITエンジニア向け月刊誌「Software Design」2022年4月号から連載している「リモートワークでも楽しいチーム開発をめざすハピネスチームビルディング」の連載記事を、本… もっと読む
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記事一覧

毎朝15分の設計勉強会で楽しく設計のスキルアップ(#8)

この記事の初出は、Software Design 2022年11月号です。 若手育成のための設計若手を育成するために設計する機会を与えたいけど、業務の都合上、なかなか若手向けに適切な難易度の設計タスクを与えられないということはないでしょうか。 もしくは、自分が若手で、設計がやりたいけど業務でその機会がなかなか得られないということはないでしょうか。 今回は、そのような場合におすすめの施策を紹介します。 前回は「毎朝15分のアウトプット勉強会(書籍編)」を紹介しましたが、今回

ハピネスチームビルディング[7] - 毎朝15分の書籍勉強会でアウトプットを習慣づける

この記事の初出は、Software Design 2022年10月号です。 はじめに前回、「ハピネスチームビルディング」の活動方針として、新しい技術・ツール・プラクティスを積極的に施行して、得た知見を社内や社外にアウトプット(技術記事で情報発信)し、いいねをもらってモチベーションアップ経験を繰り返す事が「楽しいチーム開発」に繋がる事を紹介しました(詳細はこちらの記事を参照)。 この活動において重要なのは、チームのメンバー全員が学んだ事をアウトプットする習慣を身につける事で

ハピネスチームビルディング[6] - 新しいものを試行する風土を作る

この記事の初出は、Software Design 2022年9月号です。 はじめに前回までは、私のチームで取り組んでいる「楽しいチーム開発をするための様々な施策」を紹介してきました。 それらの施策は、私一人でアイデアを出したのでなく、チームの皆で提案したものであり、そうやって皆で新しいものを試行してチームを変えていくことが、楽しく開発する原動力となっています。 ただ、最初からそれができるチームだったわけではありません。 今回は、チームに新しいものを試行する風土を作るために

ハピネスチームビルディング[5] - 分報で各自の作業を可視化して皆で協力し合う

この記事の初出は、Software Design 2022年8月号です。 はじめにチームのメンバーが今どんな事をやっていて何に悩んでいるか、リーダーまたはマネージャーの方々はどの程度把握しているでしょうか? 3年前の私は、ある程度は朝会で把握できていたものの、その後に各メンバーが遭遇した技術課題で何時間か悩んでいた事を、翌日の朝会になってやっと把握する事がしばしばありました。 もっと早く状況把握できていればと思っていました。 マネジメントについての記事や書籍などでも、チー

ハピネスチームビルディング[4] - コーチングプログラミングで楽しく成長する

この記事の初出は、Software Design 2022年7月号です。 すぐ答えを教えるのはいいことなのか?あなたは、チームのメンバーから相談を受けたとき、どのように答えているでしょうか? 過去の私は、メンバーから相談された時に、すぐに対応方針を提示し、その対応を間違えないように具体的な手順も説明していました。 しかし、答えを教えるだけでは、メンバーに問題を解決する能力がなかなか身に付きませんでした。 一般的にもティーチング(教える)だけだと、その考えや知識が定着しづらい

ハピネスチームビルディング[3] - ファシリテーターを皆に任せて楽しい振り返りに

この記事の初出は、Software Design 2022年6月号です。 はじめに今回は、チームで定期的に行う振り返りについてのお話です。 私のチームでは、数週間に1度のタイミングで、チームの皆で過去の出来事を振り返って、良かった点や改善点を挙げてチームを少しずつ改善していく活動をしています。 振り返りは、チームの皆が積極的に自分の考えを発言し、チームをよりよくするための次のアクションを決める事が重要だと思います。 しかし、チームの皆がなかなか積極的に自分の考えを発言しな

ハピネスチームビルディング[2] - メンバー間で活発に議論する朝会にしよう

この記事の初出は、Software Design 2022年5月号です。 はじめに私のチームは、アジャイル開発をしており、毎朝チーム皆で集まって今日やることなどを話す会議をしています(現在は全員リモートワークです)。 朝に行う会議は「朝会」「デイリースクラム」「スタンドアップミーティング」などがありますが、今回の話はどれにも共通する内容のため、ここでは「朝会」と呼びます。 朝会が、マネージャーへの報告会になってしまう事は無いでしょうか? 私のチームの朝会はまさにそういう状

ハピネスチームビルディング[1] - リモートワークのつらさを共感して楽しいに変える

この記事の初出は、Software Design 2022年4月号です。 はじめに私は、開発チームのエンジニアリングマネージャーとして、今までチームの皆と一緒に楽しいチーム開発をするための様々な施策を試してきました。 それらの施策は、チームの皆が主体的に提案したものであり、これが楽しく開発する原動力となっています。 そのように皆で提案する活動の事を「ハピネスチームビルディング」と名付けて、私のチームでは大切にしています。 その内容を記事やカンファレンスで発信した結果、役にた