マガジンのカバー画像

イトナミコラム

27
醸造家 小島のイトナミを探すイトナミコラム 不定期更新
運営しているクリエイター

2023年1月の記事一覧

【イトナミコラム5】世界はヘビで満ちている

イトナミコラム5 世界はヘビで満ちている今回のコラムはイトナミコラム2イトナミの形って知…

いわゆるひとつのメークドラマ8 見えた 何が イトナミが

神は人々に米を贈与しました。 巫女は米に命を贈与して酒にしました。 巫女は酒を神に贈与し…

いわゆるひとつのメークドラマ7 日本の酒の縁起儀礼 盆踊り編

日本の酒の縁起儀礼 盆踊り編いままでの日本の酒の縁起儀礼 今回はこの続きです。 神に米を…

いわゆるひとつのメークドラマ6 日本の酒の縁起儀礼 御神酒編

日本の酒の縁起儀礼 御神酒その1 はじめに約3000~2600年前、日本ではじめての稲作国家が出…

いわゆるひとつのメークドラマ5 日本の酒の縁起儀礼 どぶろく編

日本の酒の縁起儀礼 今回は日本酒における縁起の儀礼について考えたいと思います。 イトナミ…

いわゆるひとつのメークドラマ4 縁起と贈与

縁起と贈与 先人は縁を起こすために儀礼を行った。では具体的に何を行うことが儀礼なのか。 …

いわゆるひとつのメークドラマ3 縁起の儀礼

いわゆるひとつのメークドラマ3 儀礼と贈与前回のいわゆるひとつのメークドラマ2では縁という言葉について考えました。 今回は意図的に縁を起こす具体的手段。縁起の儀礼について考えたいと思います。 現代人の私たちからすると、縁を意図的に起こすなんて可能なのか?と思ってしまいます。 起きるからわからない、感知できないから縁なんだと。 たしかに縁を100%起こす方法などありません。 しかし先人たちは、縁が起きる可能性を飛躍的に上げる方法を知っていました。 しかもその確率は限

いわゆるひとつのメークドラマ2 縁ってなあに?

縁ってなあに 酒とはなにか。それを調べていく中でとても重要なキーワードが見つかりました。…

【イトナミコラム4】いわゆるひとつのメークドラマ

いわゆるひとつのメークドラマ 人はなぜ酒を造り、酒を飲むのかを探究するイトナミコラム。 …

それでも日本酒にイエスという9(最終回) 営みの世界

営みの世界 フロム先生は、自身の情緒を具現化し、それを愛として誰かに伝える事で孤独感は解…

それでも日本酒にイエスという8 修行と愛

修行とは愛を与えられること 素直な愛を与えるためには、自身の心の情緒を具現化する技術を身…

それでも日本酒にイエスという7 情緒の表現

情緒の表現 日本の偉大な数学者、岡潔先生は言いました。 「人の心にある情が事象によって動…

それでも日本酒にイエスという6 愛と哀しみのボレロ

愛と哀しみのボレロ 愛を与える者、勇者になるための冒険の旅。 それはまさしく冒険と呼ぶに…

それでも日本酒にイエスという5 愛と冒険

愛と冒険 最初に与えられた愛、それは無償の愛、母性。 子供の頃に母性を与えられ、生きていてもいいんだよと母から実感を与えられた。 この時に生まれた性格が、その人の情緒と言われる純粋な性格。 そして成長するにつれ、父や他人や社会を知ることになる。 ここで本当の自分(自己情緒)と、他人がいる前提の自分(自我)が生まれます。 自我とは他者からこう見られたいと思ってつける仮面みたいなもの。 なぜ他者に対して仮面を付ける必要があるのか。 それは他者の愛は無償の愛ではなく