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イトナミコラム

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記事一覧

【イトナミコラム6】万物に伸びる縁の道「nagナグ」を見つけよう その2 仔と群…

◎現実と概念のあいだのnag この宇宙、そして地球に存在するものたちの間には共通する事があ…

【イトナミコラム6】万物に伸びる縁の道「nagナグ」を見つけよう その1

◉はじめに 宇宙、地球、大気、土、水、植物、昆虫、動物、人間、素粒子。万物すべてに共通す…

【イトナミコラム5】世界はヘビで満ちている

イトナミコラム5 世界はヘビで満ちている今回のコラムはイトナミコラム2イトナミの形って知…

いわゆるひとつのメークドラマ8 見えた 何が イトナミが

神は人々に米を贈与しました。 巫女は米に命を贈与して酒にしました。 巫女は酒を神に贈与し…

いわゆるひとつのメークドラマ7 日本の酒の縁起儀礼 盆踊り編

日本の酒の縁起儀礼 盆踊り編いままでの日本の酒の縁起儀礼 今回はこの続きです。 神に米を…

いわゆるひとつのメークドラマ6 日本の酒の縁起儀礼 御神酒編

日本の酒の縁起儀礼 御神酒その1 はじめに約3000~2600年前、日本ではじめての稲作国家が出…

いわゆるひとつのメークドラマ5 日本の酒の縁起儀礼 どぶろく編

日本の酒の縁起儀礼 今回は日本酒における縁起の儀礼について考えたいと思います。 イトナミコラム1の日本酒ってなあにと重複するところもありますが、アップデート版として御覧ください。 イトナミコラム1では、日本酒には酒税法で定められる日本酒と、日本民族固有の酒としての日本酒の2つの顔があると説明しました。 縁起を知ったいまこれを見ると、「わかるんだけどなんだか物足りない…」という感じです。 2年ほどしか経っていないけれど、以前よりも日本酒に対する理解が深まったということ

いわゆるひとつのメークドラマ4 縁起と贈与

縁起と贈与 先人は縁を起こすために儀礼を行った。では具体的に何を行うことが儀礼なのか。 …

いわゆるひとつのメークドラマ3 縁起の儀礼

いわゆるひとつのメークドラマ3 儀礼と贈与前回のいわゆるひとつのメークドラマ2では縁とい…

いわゆるひとつのメークドラマ2 縁ってなあに?

縁ってなあに 酒とはなにか。それを調べていく中でとても重要なキーワードが見つかりました。…

【イトナミコラム4】いわゆるひとつのメークドラマ

いわゆるひとつのメークドラマ 人はなぜ酒を造り、酒を飲むのかを探究するイトナミコラム。 …

それでも日本酒にイエスという9(最終回) 営みの世界

営みの世界 フロム先生は、自身の情緒を具現化し、それを愛として誰かに伝える事で孤独感は解…

それでも日本酒にイエスという8 修行と愛

修行とは愛を与えられること 素直な愛を与えるためには、自身の心の情緒を具現化する技術を身…

それでも日本酒にイエスという7 情緒の表現

情緒の表現 日本の偉大な数学者、岡潔先生は言いました。 「人の心にある情が事象によって動かされ、情緒が生まれる。 情緒は自身の心の中に生まれたものであって、他者には伝えられないものである。 しかしその情緒を人に伝えようとする気持ちが情熱であり、その情熱が人を納得させる詩(うた)となる。 人間は情緒を具体的に物質にする力を持っている。 言葉にできない、伝わらない心の情緒が伝わるから私たちは感動するのだ。」 おお…(感嘆)。 言葉にできない情景を、人に伝えることの