強制力はいらない、子どもにかける言葉を変えてみよう!
親の権力をふりかざして、子どもを服従させたくない。
頭ではそう思っていてもいざ日常に入ると、ついきつい言葉をなげている。
そんな自分にうんざり。(ピュー)
それなら言葉から変えてみよう!
言葉を変えれば意識も変わる!!
子育ての悩みは子どもの成長によって変化します。
最近、すんなり親のいうことを聞いてくれなくなった5歳と2歳の兄弟。
コーチングの本も多く書かれている苫米地英人氏の子育て本から、ヒントをさぐります。
発する言葉を変えてみよう!
「○○しなさい!」を「○○していいよ!」に変える
「お風呂に入って!」→「お風呂に入っていいよ」
「早く食べなさい!」→「食べてしまっていいよ」
「もう寝るよ!」→「もう寝ていいよ」
言葉の強制力は弱くなりますが、試しに子どもにつかってみるとなかなかいい反応。
自分も子どものとき「○○しなさい!まだやってないの!?いいかげんにしなさい」と親からいわれ、ますますやる気がなくなったのを思い出します。
「もー、やらないといけないってわかっているから言わないでよ!今しようと思っていたのに!!(怒)」って(^^;)
子どもに行動させるのに、本来強制力のあることばはいらなかったんですよね。
その時はしぶしぶやっても、納得していないからやらせるのにも時間がかかり、継続性もない。
親の方も疲れてしまいます。
「じゃあ何ならいいの!?いいかげんにして!!」から「○○くんらしくないね」に変える
忙しいときに限って、子どもは大人が思うように動いてくれません。
そんな時は要注意!!
大人に余裕がないと寄りそえず、子どもはますます不満さくれつです。
「あれもヤダこれもヤダ」、何が不満なのかまだ言葉にできない子どもは、ただイヤイヤ言って泣きわめくだけ。
そんな時はふっと立ち止まって、「○○くんらしくないね、どうしたの?」のことばが有効です。
今の状態は本来の子どものすがたではない。
親は子どもを全否定しているのではなく、今の子どもの行動に疑問をもっている。
このことばを投げかけるこのによって、子どもはそれを理解し安心感がうまれます。
「なんで片付けないの?」を「片付けた方がよくない?」に変える
子どもが片付けない事実を頭ごなしにとがめるのではなく、片付けるとどういうメリットがあるのかを伝えます。
「遊び終わったおもちゃは、片付けた方が次のおもちゃで遊ぶとき広く遊べるよね。」
「どう思う?」
「片付けた方がよくない?」
「片付けろ!」という押しつけよりも、状況をつたえ自分の頭で判断させる。
自分で決めたことは、スムーズに行動に移しやすく、継続性があります。
本当、育児って急がば回れ!
子どもの行動の裏の意思をくみ取り、自分の感情はいったん置いて、修行僧のようです。
『0-5歳で決まる! 脳の力を無限に引き出す幼児教育 』
この本には幼児期にはどう教育したらいいのかが主に書かれています。
その部分もすばらしいのですが、親は子どもに対してどういう立ち位置でいたらいいのかの方に私のアンテナが立ちました。
親は権力者になってはいけない.。
子どもを徹底的に信じてほめる。
親は子どもより先に生まれ、経験値が子どもより高いだけ。
つねに自分はそう頭に入れて行動しているか、自問自答しながら育児していきたいと思います!
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