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建設業のIT化について3

こんにちは!BHです。8月もあと一日で終わります。夏が過ぎるこの時期、寂しいような気持ちになりますね。いかがお過ごしでしょうか。

今回、IT化をしたい経営層の皆様に向けて建設業のIT化について書いていきます。建設業界ではない方も、もしかしたら同じような状況であればお役にたつかもしれません。ここでは、IT化を阻むのはいったい何なのかを解き明かし、IT化をすべき理由とメリットを解説します。

今回は 「3. 建設業IT化の現状について」です。

前回の記事はコチラ↓

目次

1.こんなことを言っていませんか?

2.建設業IT化の現状

3.建設業界がIT化すべき理由

4.建設業界がIT化するメリット

5.建設業界が工事原価管理システムを導入するメリット

6.補足・マッキンゼーのレポート


3.建設業界がIT化するべき理由

【1】新型コロナウイルス対策
IT化を進めるべき理由の1つとしてあげられるのが、新型コロナウイルス対策です。
ITツールを利用して社員の体調管理を行うほか、テレワークの導入を行うためにはIT化が欠かせません。


【2】人手不足解消
IT化を図ることによって、企業の人手不足解消促進も期待できます。高齢化が進んでいる日本において、人手不足は深刻な問題となっています。
建設業においては、これまで長年にわたり建設業に従事してきた人が、高齢になり引退していく中、若手の確保が十分にできていない企業が少なくありません。

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国土交通省によると、建設業は29歳以下の若年層が減少し、55歳以上の高齢層が増加しています。全産業と比べても、少子高齢化が顕著です。
人手が足りていない企業においては、業務効率化を図ることが人手不足解消のカギとなります。そのため、IT化を進めるべきだといえます。

【3】3Kイメージ払拭
人材不足が問題となっている建設業界ですが、その理由としてあげられることは、いわゆる「3K」のイメージです。若い人に「建設業は3K仕事をしている」といった認識を持たれてしまっています。
このようなマイナスなイメージを払拭するためにもIT化を進め、業務効率をはかり、キツさや危なさ、汚さを業務から取り除いていく必要があります。
ITツールを導入し、効率よく仕事をしていること、清潔な現場で働けること、そして安全に仕事ができることをアピールできれば、建設業界に興味を持つ人も増えるはずです。


【4】業務効率化
IT化を進めることによって業務が効率化されます。例えば工務店向けの工事原価管理(業務効率化)システムを導入すれば、工程管理や受注管理、顧客管理、入金管理などを1つのシステムで全て行うことができます。そのため、業務の属人化を防ぐことも可能となり、担当者が退職した際に、業務を引き継いだ人が何をすればいいのかわからない、といった無駄な時間を省くこともできます。
また、クラウドサービスを使えば、現場からでも簡単に情報へのアクセスが可能となるでしょう。

IT化を進めることによって、3Kを新3K 「給料が良い」「休暇が取れる」「希望が持てる」へと変化させましょう!

IT化への取組は小さな一歩から開始することができます。

次回は「4.建設業界がIT化するメリット」です。

もうすぐ9月ですね!静かな海を楽しむのもお勧めです(#^.^#)

BH

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