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金星の雲に生命体が!?

2021/12/28のNewsweekに「金星の雲に生命体が存在しうる」という興味深い記事がありました。

要は生命体がないと存在しないはずのアンモニアが金星雲の中に検出されたので、生命体がいるのでは?という話です。
地球外生命体といえば、20世紀末にボイジャーなど火星探索で一時期話題になりましたが、いまだにこの話題を聞くと心がときめきます。

そういえば地球外生命体の候補であまり金星は聞かないので、ちょっとWikiで基本情報を見てみます。

太陽系のなかで一番地球に近い大きさと平均密度を持っているようですが、やはり気になるのが大気の構成ですね。
地球よりも全体的に高気圧で96%以上がCO2です。1970年代にNASAのパイオニアが探査したときは厚い雲に覆われて地表まではレーダーでも調査できなかったそうですが、近年の調査では約460℃とのことです。(太陽光をはねつける比率は高いがどうもCO2の温室効果のよう)

これだけ聞くと人類の移動や生命体存在可能性は低そうですが、あくまで人間主観ですので、根本的に異なった形態の生命体が今後の観測で見つかることに期待したいです。

上記のNewsweekの記事出所のPNAS記事によれば、雲は硫酸からできたという地球環境モデルからの類推だそうです。
もしかしたらその雲の形成過程から見直すことで、新しい生命体への道が拓けるかもしれません。今後の金星に注目。

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