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Netflixドラマ『サンクチュアリ聖域』の不満点とは?

はい、どーも、りゅうパパです。
このブログは、子供が寝静まったあとに、パパが本音を話すブログになっております。
と言うわけで、観ました。
Netflixで配信中の『サンクチュアリ 聖域』を。
5月4日より配信された話題のドラマです。
只今シーズン1のみで、全8話配信されております。

さっそくざっくり感想をお伝えすると、シンプルに面白かったです。ハハハ、素直に。
じゃなかったら、1日2日でぶっ通しでイッキ見なんてしませんよ。
素直に、続きが気になったし。物語も登場人物たちもとても魅力的でした。

そーだ、観ていない方にざっくりあらすじを説明すると。
父親が借金をしたことで、母親も借金を踏み倒したり男を何度も乗り替えたり、家庭崩壊した不良の主人公。
そんな主人公が、スカウトされて、儲かると聞いたことから、相撲部屋に入門します。
不良のまんまでは、厳しい世界である相撲の世界で通用せず、様々な経験から主人公が成長する物語、ざっくりですが、そんな感じです。

・サンクチュアリの良いところ

で、何度も言いますが、面白かったです。噂どおり素晴らしかったです。
良いところを挙げると、
1、リアルで迫力のある相撲シーン!
元力士の俳優さんも多く出ており、相撲の監修に元力士の方(維新力?)も参加されているようで、取組のシーンは大迫力でした。
2、厳しく汚い相撲の世界?
知ってるようで知らない相撲の世界が、どこまでリアルかは分かりませんが、色々描かれており、へーとなります。元力士の方の感想では、ドラマ以上に厳しい世界との声もあるようですが。
3、猿谷が渋い!
先ほど述べたように、元力士の方が俳優として出演しており、本当の元力士であり、口数は少ないものの、兄弟子である猿谷の役柄と渋い演技が良かったです。カッコいいだけでなく、彼に泣かされました。

などなど、素晴らしいところが沢山あるドラマで、世間の評価も高いこのサンクチュアリですが、個人的には、個人的にはですが、自分はスッキリしない気持ちもありました。
今回はそのスッキリしないポイントもお話させていただきます。

(※この先、多少のネタバレも含まれますので、ご注意ください。)

・個人的にスッキリしないポイント

1、しきたり糞喰らえの主人公が良かったのに…
このドラマの予告編を見ると、相撲業界の古いしきたり、旧体制的なものをぶち壊すような主人公が、成り上がる物語に見えます。
実際、全8話中、第6話ぐらいまで、不良のまんまではあります。
主人公の成長を描くためにはしょうがないのかもしれませんが、主人公は最後、相撲へのリスペクトをいだくことになります。

それも悪くはないですが、個人的にはじゃあ旧体制的な相撲協会、体罰など、様々な問題をほっておいていいのか?
予告編で想像させるような不良力士が、古い業界をぶっ壊すようなスッキリ展開ではないことに、モヤモヤしました。

しかも、相撲部屋のかわいがりと言う名の体罰に不信感をいだき、問題だと怒り心頭だった帰国子女の女性記者も、最後は相撲の素晴らしさに魅せられ、そんな問題はすっかり忘れています。

とにかく、自分はこの点がいちばん納得できず、モヤモヤしました。

あとは、ただの個人的ないちゃもんなので、無視していただいて結構ですが、自分の好みのお話をさせていただきます。

2、不幸エピソードが長い?
ちょー個人的なお話ですが、自分は映画はよく観ますが、ドラマは久しぶりに観ました。
ドラマと言うことで、映画のように2時間の枠に納める必要もなく、じっくりドラマを描くため、前フリが長く感じちゃいました。
先ほども述べたように、全8話中、6話ぐらいまでは、多少の笑いはあるものの、主人公は覚醒前でずっと不幸が続きます。
ホント好みの話で申し訳ないですが、自分はワイルドスピードとかマーベル映画などおバカな映画が好きなので、不幸ばかり観るのはしんどいんです。
この感想は人によりますが、自分と似たセンスの方は、お気をつけてください。

3、キャラクターが漫画的?
こちらも、好みのお話です。じっくり人間ドラマを描くわりには、登場人物が漫画的だなと感じました。
例えば、主人公は一人でチンピラ3人を相手にボコボコにするほど強い。父親の借金前はあんなに理想的な母親の変わり様(同一人物とは思えないw)。静内の母親も急変しずき?無駄に衝撃シーンが多い(宗教にハマる岸谷五朗とか)。

とは言え、そんな漫画的なドラマだから、皆さん的にはスッキリ爽快の相撲ドラマとして、評価されているのでしょう。おそらく。

自分はスッキリしておりませんが、素晴らしいドラマであることは間違いないので、お前の感想ホントかよとか思う方も、Netflixにて観てみるのはどうでしょうか。

はい、以上、サンクチュアリファンの方々、勝手な感想、申し訳ありませんでした。反論は受け付けません。スイマセン。

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