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絶賛の実写版『ワンピース』、2つの不満とは?
はい、どーも、りゅうパパです。
このブログは、子供が寝静まったあとにパパが本音を話すブログとなっております。
昨日(2023年8月31日)より、Netflixにて実写版『ワンピース』が配信されました。
ワンピースは、1997年より「週刊少年ジャンプ」にて連載が始まり、現在も連載は続いており、只今106巻までコミックスが出ているそうです。
皆さんご存じだと思いますが…ざっくり話すと、海賊王を目指すモンキー・D・ルフィが旅の途中で出会った仲間たちと「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」を目指す、そんなお話でございます。
ちなみに、原作者の尾田栄一郎先生は、鳥山明先生やゆでたまご先生の影響を受けたであろうジャンプ世代で、わたくし同い年でございます。
そんな尾田先生と同い年の私ですが、原作のワンピースは、ルフィの兄エースが死亡したあたりの50巻ぐらいまでは読みました。それまでは、それなりに熱心に読み、映画も2本ほど劇場で観ました…が、逆に言うと、それ以降、10年ぐらいは、読んでいないということです。
さて、実写版ワンピースの感想ですが…
実を言うと、この実写版ワンピース、全8エピソード中のまだ2エピソードまでしか観ていませんが…結論、なかなか良いです。
良いところを挙げると…
・原作の再現度がスゴイ!
原作至上主義の方の感想とは異なるかもしれませんが、上述のとおり、正直、自分はそこまで原作に思い入れがない所為か、「あれが原作と違う!」とか「キャラのイメージと違う!」などと言う不満はありませんでした。
むしろ、ルフィもゾロもコビーも、バギーも、漫画に登場する脇キャラまでもかなり原作に近いですし、その島々の建物から小物まで、あの漫画の世界観を見事再現しており、「おお!すげえ!これはCGなのか!?ホントに準備したのか?分からないけどスゲエ!」と興奮したぐらいです。
ただ、自分も原作を読んだのは10年以上前なので、原作と見比べてみたら、意外に違うかもしれません…が、まあ、自分の記憶の中のワンピースは見事再現しているのは、間違いがありません。
あ、しかし、ナミの女優さんだけは、失礼ながら、少し体格ががっちりし過ぎていて、「ナミは、もうちょい華奢なんだよなあ」とは思ってしまいました。ごめんなさい。
・話のテンポが良い!
正直、子供時代のルフィがシャンクスと出会い、あの帽子を受け取るまでのくだりは、もう有名すぎて、またそれを観るのはうんざりするのですが…そこは端折られていると言うか、回想シーンでちょこちょこ小出しにされるので、うんざりすることはありませんでした。
ルフィが帽子を授かるのと、スパイダーマンが蜘蛛に刺されスパイダーマンになるくだりは、もう「知ってるよ」と言いたくなるので、そこを回想シーンで小出しにするのは、素晴らしい脚本かと思います。
エピソード1で、もうゾロとナミが違和感なく仲間になるぐらいで、非常にお話のテンポは良いと思います。
基本は絶賛の実写版ワンピースなのですが…
実は気になる個所が、2つあります。細かい指摘で申し訳ございません。
・吹き替え版が違和感あり!
この実写版のワンピース、アニメと同じキャストで吹き替えをされているようで、要はルフィは田中真弓さんが演じ、実写では真剣佑のゾロですが、声はアニメ声優の中井さんが演じているわけです。
よりワンピースの世界を楽しもうと、自分は吹き替え版で観てみたのですが、見た目は既に成人であろうルフィの声が田中さんのTHEアニメ声で、個人的には個人的にはですね、違和感がありました。
最近のアニメ映画は、声優を起用せずに、俳優などを起用することも多いので、そう感じてしまうんですかね…
おそらく、声優を変更してしまうと、映画『SLUM DUNK』の上映前のようにファンから反発を喰らい、炎上してしまうので、制作側のお気持ちは分かりますが、素直な感想としては、そう言わせていただきます。
・アクションシーンに迫力がない!
アクションシーンに関しては、自分はアクション映画好きなので、今どきの世界基準と比べてしまうと「悪くもないけど良くもない」という印象でした。
今回は映画ではなく、あくまでもドラマと考えると、このようなものなのかもしれません。分かりませんが。
ちなみに、真剣佑は、今年公開された漫画原作の実写映画『聖闘士星矢』では(特に映画序盤で)、もっともっと動けているし、イケているアクションを披露しています。この実写版ワンピースでもスタントなしで、華麗なアクションを披露しているシーンも確認できましたが、千葉真一の最強の血を継ぐ彼ならもっと出来るはずです。
別に、俳優たちが悪いという話ではなく、演出の問題なので、これはアクション監督たちの責任かと思います。
というわけで…
漫画ワンピースの世界観を見事再現した今回の実写版ワンピースですが…細かいことを言えば、声優とアクションシーンに若干不満がありつつ、基本は素晴らしい完成度なので、原作ファンの方もそうでない方も、是非Netflixでご確認ください。
それでは、また。
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