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新卒入社 5 日目で AI 事業ビジネスアイデアを考案!くふうカンパニーグループの新入社員研修の舞台裏

こんにちは、くふうカンパニー広報の @koji です。

今まさに、ChatGPT などの AI 技術が世界的に話題となっていますね。
これを受け、私たちくふうカンパニーではいち早くその波をとらえるべく、2023 年 4 月 13 日に ChatGPT を活用したビジネスアイデアの発表会を開催しました。

発表したのは、くふうカンパニーグループの新卒メンバー約 20 名!彼らがこのお題を告げられたのは、入社してわずか 5 日目!そして発表までの期間はたったの 1 週間!

「ChatGPT を使った暮らしがワクワクする、ビジネスアイデア」を 5 チームに分かれて考え、その成果を発表しました。

講評者はくふうカンパニー代表/CEO・穐田、個人向け家計簿サービス「Zaim」を運営する Zaim 代表・閑歳の 2 名です。また当日は、グループ内でもオンライン中継にて多くの先輩社員が見守る中で、発表会を開催しました。

ビジネスアイデア発表会の様子

※ この様子は 2023 年 4 月 21 日の日経新聞電子版、22日の日経本紙一面にも掲載

なお、くふうカンパニーでは、エンジニア・デザイナー採用だけでなく、経営者や起業家を目指す方々の採用にも力を入れています。今回の新卒メンバーもエンジニア、デザイナーのほかに、経営者・起業家候補が一緒にチームを組むことで、それぞれの得意分野がシナジーを発揮し、多数の斬新なアイデアが生まれました。

新卒社員が考えた五つのビジネスアイデア

【チーム A】AI が提案するパーソナルミールキット「くふうキッチン」

AI が栄養バランスと低コストを重視し、個人の要望に合わせた献立を提案。宅配サービスと連携し、ユーザーの自宅にミールキットを配送する。

「くふうキッチン」 ※ 発表スライドより一部抜粋

【チーム B】一人暮らし見守りアプリ「アロザーブ」

親の子離れに着目した、子どもの一人暮らし見守りアプリ。子どもが簡単な生活データを入力するだけで、近況報告文章を作成でき親に送信できる。

「アロザーブ」※ 発表スライドより一部抜粋

【チーム C】DIY をもっと身近に簡単にするサービス「ダイク」

DIY に必要な材料を買いに行くまでの段階で挫折してしまう DIY 初心者の課題を解決する DIY アドバイザー。部屋に合いそうな DIY アイデアや注文票を作る。

「ダイク」※ 発表スライドより一部抜粋

【チーム D】「犬が」思い出を書いてくれる日記アプリ「ワンダーノート」

名前、性別、犬種、性格などのペットの基本情報や、その日の出来事といった情報を入力するだけで、AI がペットの気持ちになって日記を書く。記録を蓄積することでより “犬格” に近づき、成長するごとに口調も変化。

「ワンダーノート」※発表スライドより一部抜粋

【チーム E】親友 AI が伴走してくれるマッチングアプリ「NAKOUDO」

AI がユーザーの親友となって、マッチングした相手と盛り上がれる話題や、デートに最適な場所を提案するなど、コミュニケーションの取り方をフォローしながらデートの実現までをサポートする。

「NAKOUDO」※発表スライドより一部抜粋

DIY×AI に着目した【チームC】にインタビュー

今回は、代表で DIY×AI に着目した【チーム C】にインタビューし、悩んだことや学んだことなど、発表を終えての感想を聞いてみました。

【チーム C】の発表の様子
【チーム C】のメンバー 

@koji:「ダイク」のサービスについて教えてください

楢木:DIY 初心者の課題である「何から始めたらいいのかわからない」「手順がわからない」といった、DIY に必要な材料を買いに行くまでの段階で挫折してしまう要因となっている悩みを AI の力を使って解決するのが、この「ダイク」という DIY アドバイザーです。

「この部屋の雰囲気に合いそうなものを作りたい」といった画像を送るだけで、アイデアや注文票まで作ってくれます。ユーザーはその注文票をホームセンターに持っていくだけで必要な材料を購入できます。

一番の特徴は、相手が AI  なのでこちらの抽象的なニーズにも答えてくれるところですね。

@koji:DIY×AI に着目した理由を教えてください

楢木:課題をもらってから、岡田、岡本と三人でアイデアを出し合い、ChatGPT を活用することで何ができるかを話し合いました。実は、DIY のテーマはすぐに決まったわけではなく、簡易的なトリアージを補助するアプリの案や、名言やロマンチックな言葉を生成するアプリの案なども出ました。
 
最終的に、より実生活で役立つであろう DIY というテーマに決定し、「ダイク」という名前も決まりました。

@koji:発表に向けて取り組む上で、悩んだこと、難しかったことは?

楢木:個人的にはアイデア出しがとても難しかったです。基本的な内容やデザインが決まった後は、エンジニアとしてアプリのデザインや ChatGPT をどう取り込むかが重要なカギとなっていました。また、発表するうえでは、サービスに対する自己理解の深め方や、自分達の考えていることや、発表しようとしているものがどのように解釈してもらえるか悩みました。

▲「ダイク」発表スライドより抜粋

@koji:発表を終えて学んだことや、感想をぜひ教えてください

楢木:穐田さんや閑歳さんからフィードバックをいただき、現在の ChatGPT で出来ることだけを探しすぎていたことや、自分たちの熱意を伝えきれなかったという心残りを感じました。もう少し自分たちの DIY に関するエピソードを盛り込んだり、ChatGPT が現在できることのみに囚われずに、もっと自由な発想で考えるようにすればよかったです。

また、他のチームの発表ではアイデアの部分で驚かされることが多く、実際に「使ってみたい!」と思うものもありました。個人的にはアイデア出しに苦労したので、今後の業務においても、柔軟な発想を意識しながら取り組んでいきたいと思いました。

どのチームも AI 活用による利便性はもちろんのこと、日々の暮らしが ”ワクワクすること” や、くふうカンパニーグループが大切にしている ”ユーザーファースト” という軸を起点に考えられていました。また、ちょっと前まで学生だったからこその気づきや視点による斬新なビジネスアイデアが飛び出し、聞いている側も終始、ワクワクしました。

最後に

今回の AI ハッカソンで新卒メンバーが発表したビジネスアイデアは、実際のビジネス化を視野に検討を進めることが決まりました。

もしかしたら、数か月後、数年後、皆さんの手元のスマホにこれらのアプリがダウンロードされているかもしれません。

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