【開発ストーリー】マス目フセン"Kaketa!"〈long〉
マス目フセン"Kaketa!"をリリースし、約1年が経過しました。
今回は、マス目フセンの新しいラインアップである<long>ver.の開発ストーリーを綴っています。
本商品も心を込めて、丁寧に開発しました。ぜひ僕らのモノづくりを感じていただけると嬉しいです!
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マス目フセン"Kaketa!"のヒット
マス目フセン"Kaketa!"は、リリース直後から爆発的に認知を拡大することに成功しました。
メディアにも多数取り上げて頂きました。
そして、メディア露出が爆発的に増えた要因の一つが、第32回日本文具大賞の受賞でした。
単品単位ではありますが、付箋カテゴリーにおいては上場企業と肩を並べるセールスも記録しました。(一時的ですが…)
そんな中、特に僕が嬉しかったのは、マス目フセンに価値を感じてくださった皆様のお声でした。
賞賛の声に満足しそうになる自分と対峙しながら、マス目フセンの伸び代(進化の余地)を探す旅を始めました。
伸び代はまだあった!
+teacherは、開発コミュニティを作りユーザーの声をリアルタイムにお聞きしながら商品を作っています。
今回も、マス目フセンの使用経験がある方を対象に開発チームを作ることにしました。
さっそく、呼びかけを行います。
ブランド立ち上げ時には信じられないほどの応募をいただき、本当に感動しました。そして、ひとつの開発チームが誕生しました。
新商品を検討する上で、以下の問いが重要となります。
それらの仕様を決定していく過程を次の章でご説明していきます!
Kaketa!をアップデートする
まず、マス目の配置を検討するために、候補案を出しました。
すると、B案、D案に票が集まりました。
さらに言うとB案の支持が特に多かったです。
そこの背景には、従来品の2マス×2マスではカバーできない【四字熟語や送り仮名の練習をもっとスムーズに行いたい】というニーズがあると考えました。
実際に、現商品の使用シーンを見せていただくと、2文字以上の場合はフセン同士を繋げて使用している方がいらっしゃいました。
続いて、余白の在り方も検討していきます。
こちらも考えられるいくつかの候補案を出します。
コメントを書く際に、国語は右から左に目線をずらしていきます。視線の流れを考慮すると右側に余白があるものが最適であるとご意見を頂きました。
メンバーのコメント、アンケート結果から(f)案をベースに進行します。
ノリ位置についても確認を進めます。
(2)が多くの票を集める結果でした。
この結果から、コメントスペースはノートからはみ出して貼りたいというニーズが見えてきました。
(補足)上辺にノリ面の候補案を設けていない理由は、貼った後にヒラヒラしていまい、筆記のストレスに繋がるためです。
というととで、開発コミュニティの皆様のお声を道標に以下の仕様に辿り着きました。
四字熟語も一つの付箋の中で完結することができました。
おわりに
既存商品のアップデートはメーカーとして、やり続けるべきだと思っています。今回、マス目フセンのアップデートを試みたことはブランドにポジティブな影響を与えてくれたと思います。
まだまだ、皆様のお声を聞きながら開発を推進してきたいと思いますので、今後とも、暖かく見守っていただけると嬉しいです!
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