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【エッセイ】分割キーボードで肩こり激減

 また当たり前のこと言いますけど、キーボードを打つのってめっちゃ疲れますよね。もちろん安いペコペコのキーボードだったら疲れるのはわかるんですけど、2万円も3万円も出して高級キーボードを買っても結局は疲れる。肩がこる。
 これって宿命かなぁ、と思って諦めきっていたんですけど、段違いに肩こりしにくいキーボードを発見しちゃいました。借金玉さんの書いた名著『発達障害サバイバルガイド』という本に出てきた分割キーボードです。
 分割キーボードって聞いたことないよ、と思うかもしれないですけど、要するに、普通のキーボードを右手用と左手用にバキッと真ん中で分割したやつです。
 なんでこれで肩こりが減るの、と疑問だとは思うんですけど、実際に打ってみるとよく分かる。普通は両手をぴったり近づけてキーボードを打ちますよね。その時に背中で肩甲骨が左右にぐっと開いて猫背になる。そのまま首も前に倒れて、屈み込んだ体勢になる。
 でも分割キーボードだと肩甲骨を背中でグーンと左右を遠ざけられるんです。そうすると胸が開く。肩甲骨が近づく。首も立ってくる。でこの姿勢でキーボード打つと、不思議なことに肩が凝りにくいんです。まあそりゃ極端に長時間打てば凝りますけど。
 僕が購入したのは、Mistelという会社のBaroccoというキーボードです。日本語配列にしました。買うときにキーボードのスイッチが選べるんですけど、悩んだ末に、赤軸静音と言う、軽く打ててなおかつ騒音がいちばんしないやつにしました。これ、店頭で打ち比べてみるといいですよ。青軸、茶軸とはぜんぜん違うから。
 このキーボード、めっちゃくちゃいいですよ。何しろ打ってて気持ちがいい。それで気分も上がる。肩も凝らない。最高じゃないですか。Mistelって台湾のメーカーらしいんですけど、本当に感謝してます。

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