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机上の空論に陥るな。見て…会って…触れて…感じる…自己分析のススメ

就職活動といえばよく聞く言葉「自己分析」。

その必要性は人それぞれだと思いますが、私が個人的に自己分析の必要性を感じる理由は3つあります。

①後で「本当はそうじゃなかった…」とならない進路を選ぶこと。
②自分のことを他人に言葉にして伝えられるようになること。
③就職先としての選択肢を含めこれまで知らなかったものを知ること。

そんな自己分析を進める時によく見る光景は、とにかくじっと考えているという姿です。

その場で「私の志望業界は?」「私の能力は?」などと、いまの自分の頭のなかだけで答えを出そうとするけど答えが出ない。

または、答えは出たけど現時点で知っている限られた知識のなかだけで出した答えに過ぎないというものが目立っています。

特に近年は就職活動のスタートが以前より後ろ倒しになったことで(以前は3年次の10月スタートの年も…)短期戦といわれるようになり、しっかりと自己分析に時間をかけないまま、取り急ぎスタートしたという学生が多かったことも背景にあると思います。

また、逆に最近一般化したインターンシップはそれだけ早く時間をかけて自己分析に役立つ情報を得る機会になるのではないか?という声もありますが、現実としては多くの学生がそのインターンシップの段階から既に就職としての志望先として候補に挙げている企業のみ応募する傾向にもあります。

やはり自己分析はこれから数十年に及ぶ卒業後のキャリアを考えるためのものであり、悔いが残らないためにもしっかり時間をかけていきたいものです。

もちろん自己分析を終えないと就職活動に入れないというものではなく、就職活動を進めていくなかでも様々な新しい出会いと気付きがあり、そこからまた新たな関心が生まれることもあると思います。

そんな気付きもまた自己分析であるという柔軟な姿勢でいたいですね。

今回は「机上の空論」ともいえる、ただじっと考えて、限られた知識のなかで安易に答えを出す自己分析にならないための4つの方法を下記のレジュメにまとめてみました。

もちろんこれらは私の経験や周囲の学生の実際の効果から挙げているものであり、冒頭でも挙げたようにその必要性はそれぞれだと思います。

もし自分もやってみよう、これだったら手を付けやすいなというものがあればぜひ試してみてください。

それぞれに共通することは頭のなかで必死に考えるよりも、見て、会って、触れて、感じて、自発的に気付くという自己分析の進め方です。

図1


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