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吃音症で一番辛いことは、吃ることではない

どうも、こーじです。
最近、立て込んでいまして、久しぶりの投稿になります。
投稿頻度は一週間に一回か、二回のペースで投稿していきますので、よろしくお願いします。

どもりることは確かに辛いが、、

「今日も吃ってしまった」
「さっき、接客中に吃音ができたけど、変に思われなかったかな」
「会議でどもりたくない」

吃音当事者は、

「人前で吃音が出ること」
「つぎ、いつ吃音ができる」

に対して、非常に敏感な傾向にあります。

確かに、

吃ったことに対して

「恥ずかしい」
「逃げ出したい」

私自身もこの気持ちは理解できます。

しかし、

吃音症で辛いのは、実は吃ることではないのです。

自己肯定感をゼロにする吃音

私自身、小学生の時に吃音症を発症しました。

もちろん、恥ずかしかったですし、吃るたびに逃げ出したいという感情が体中を駆け巡っていました。

しかし、私自身、吃音症で最も辛かったことは、吃音が出る度に

自己肯定感ゲージがどんどん下がっていたったことでした。

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ガソリンを満タンにすると、Fマークに針がいきます。車を走らせるとガソリンを消費するので、Eに近づいていきます。

それと同じことが、私自身に起こりました。

自己肯定感ゲージが100%のときは、人は失敗してもすぐに立ち直り、何度も何度も前向きにそして果敢に挑戦することができます。

逆に、

自己肯定感ゲージが0%になると、なにもやる気にならないんです。

・考える気もなくなる
・何も前向きになれない
・話そうとすると動悸がして喋れなくなる

自分はダメな人間なんだと感じ、自己否定モードに。

どもる→自己肯定感ゲージが下がる→やる気が起きない

この繰り返し。

このように負のループに入ってしまいます。

そして

「自分はなんてダメな人間なんだ」

嘆いてしまう。

こうなってしまっては負のループと言いますか、、まるで毒の泥沼にハマってしまい、HPがどんどんと減ってしまうような感覚になります。

では、どうすればこの泥沼(自己肯定感が下がるループ)から抜け出せるのでしょうか?

コンフィデンスしかない

この負のループから脱却するためには自信を持つしか方法はありません。

そして、徐々に自己肯定感ゲージを高めていくしかないのです。

・ワークを用いた啓発
・実践による成功体験
・自分よりもレイヤーが高い人にお褒めの言葉をいただく

自分に合った方法で、どんどん自信をつける。

繰り返しになりますが、自信をつけるしかありません。

大人なら、本気で

「変わりたい」

と思えば、何歳からでも、どんなステイトからでもやり直すことができます。

しかし、

これが子供だった場合はどうでしょう?

子供の場合は、

・行動範囲
・資金面
・自由度

などの問題があり

自己肯定感ゲージが下がってしまう負のスパイラルから抜けることが非常に難しいのです。

小さい体で吃音症と向き合う子供達。

まじで、かっこいいし、大人も見習わないといけません。

そして、そんな子供達のために大人も行動を起こしていかなければなりません。

10月中旬に設立するNPO法人日本吃音協会(SCW)は吃音症と懸命に向き合う子供達に対して、有意義な支援を継続的に行っていきます。

法人を作って、子供達が生きやすくなるに社会の仕組みを変えていく。

これが私の出した答えです。

この答えに正解・不正解はありません。

ただ、吃音症と向き合う子供達の背中を押せれば。

そんな一心で法人を設立するために動いています。

吃音症が出ても自己肯定感がゼロ・自己否定につながらない社会を目指して、日々頑張っていきます。

\吃音でも前向きに楽しく生きれる術が学べるオンラインサロン/
https://www.npo-scw.org/online-salon/

\吃音でも吃音を気にせずお勉強ができる学習教室/
https://peraichi.com/landing_pages/view/scwaozora

\NPO法人 日本吃音協会(SCW)の公式サイト/
https://www.npo-scw.org/

\NPO法人 日本吃音協会(SCW)が運営するメディア/
https://www.npo-scw.org/media/

\吃音をカジュアルに伝えるグッズ/
https://npo-scw.stores.jp/


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