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在宅勤務がなくなるかもしれないという恥ずかしい現状について

 いつもこのnoteでは過去の私のツイートで”いいね”が多いコンテンツをピックアップして、その内容を140文字以上で解説しているのですが、今回は少しイレギュラーな内容となっております。IT Mediaさんのこちらの記事について扱いたいと思います。

 詳しい内容に関しては是非リンク先を見てみてください。シンプルに言うと、コロナが落ち着き始めた状況を鑑みて、「会社に出社する人を7割削減しようとしていたけど、これは本当に正しい判断なのか、真面目に考えよう」と経団連が言い始めたという内容です。

 そんなに長くない記事なので、是非リンク先から全文を読んで頂きたいのですが、私が引っかかったのは以下の部分です。

 『むろん、そんな意図はないと思いますが、まるで「今後はテレワークを推進して出勤者数を積極的に減らしていくつもりはない」と経済界全体の意志として宣言したように聞こえてしまいます。』

 この「むろん、そんな意図はないと思いますが」という部分は、下手に争うことを避けるために、こう表現しているだけだと思っています。経団連の主張を素直に聞けば、誰もが「経団連は出社率を上げてコロナ前の環境に戻したいんだ」と思います。この考え方はとても危険です。

 私はコロナウィルスは憎いと思いますが、その反面で人類の無駄を沢山暴いてくれたと思っています。”参加したくない飲み会への参加”や”見せたくない顔の露出”などです。そして、”出社の必要がない仕事への出社”もあります。コロナが折角暴いてくれたにも関わらず、そして皆で努力してニューノーマルを構築してきたにも関わらず、以前と同じ世界に戻ろうという経団連の考え方は理解できません。

 ちゃんとした会社は、コロナによる変化をチャンスを捉え、新しいステージに進む準備をしています。盲目的にコロナ前の働き方に戻ろうとは思いません。ちゃんとした会社はきっと、賃貸物件などは大幅に解約して、その費用を在宅勤務でも利用できるクラウドサービスの利用料などにあてがっているでしょう。これが次世代でも生き残る会社だと思います。

 皆さんが働いている会社はどちらのタイプでしょうか。是非自社を振り返ってみてください。




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