「ながらテクニック」で在宅勤務の運動不足を解消しよう
このnoteで伝えたいこと
ここ数ヶ月の間で初めて在宅勤務を始められた人は、運動不足を感じていると思います。在宅勤務時の運動不足解消方法を検索しても「自宅でできるエクササイズ」や「リモートで参加するヨガ」といった、ジムに行くよりは気軽るですが、まとまった時間が必要なものばかりです。
このnoteでは、働きながら運動不足を解消する「ながらテクニック」をお伝えしたいと思います。
こんな人に伝えたい
新型コロナウィルスの影響で沢山の会社で在宅勤務が始まりました。以前から在宅勤務を実践していた人は問題無いかもしれませんが、今回のタイミングで初めて実践した人は「意外と家でも働ける」と同時に「運動不足を顕著に感じる」と思われる筈です。特に、ずっと椅子に座ってPCを操作していると、会社と違って邪魔する人がいないので、何時間も座りっぱなしになりがちです。そうすると腰が痛くなったり、足がむくんだりします。
正しい姿勢で座る事ができれば腰に負担を与えにくいのですが、素人が正しく座り続けるのは難しく、長時間座り続ける事はそれだけ腰にダメージを蓄積することになります。また、足は歩くことによって筋肉が収縮し、血液を押し上げていきますので、座り続けると血液や老廃物が足に溜まり、むくみが生じます。
運動不足を感じた場合、「在宅勤務 運動不足」で検索すると、自宅でできるエクササイズの動画コンテンツや、リモートで参加できるヨガサービスの紹介などが目立ちます。これらに挑戦できると素晴らしいのですが、どうしても一定の時間を奪われてしまいます。この為、特別な時間の確保は難しいから、勤務時間中のちょっとした工夫で運動不足を解消したい人に、働きながらできる簡単なテクニックをお伝えします。
その1 立ち”ながら”リモート会議に参加する
最近はスタンディングデスクを導入する企業も増えてきました。椅子に座らず立ったまま利用することが前提の高さに設定されている机です。立つことで自然と姿勢が良くなり、腰痛防止や肩こり防止、集中力向上などの効果があります。スタンディングデスクを自宅に導入するのはハードルが高いですが、工夫次第で実現できます。一番簡単なのは多くのご家庭にあると思われるタンスをスタンディングデスクの代わりに使うことです。
おそらく、一般的なご家庭にある多くのタンスはスタンディングデスクとして使うには高すぎると思われます。写真は私が実際に使っているタンスですが、タイピングは少し厳しいです。しかし、リモート会議に参加するには十分使えます。30分や1時間といった決まった時間の間だけ、意識して立ち続けるだけでだいぶ足がスッキリします。足踏みし続けると尚更効果があります。
その2 歩き”ながら”考え事をする
自宅で働いていると、周りに何も変化がないことに気付くと思います。定型的な業務を粛々と行うには適していますが、アイディア発想などには向いていません。何か新しいことに気付くには、変化の中に身を置いて、目や耳や鼻で沢山のインプットを得る事が重要です。この為、アイディア発想は歩きながらすると言う人は意外と多いです。新型コロナウィルスへの感染を防ぐ為の在宅勤務ですが、人混みさえ避ければ感染する可能性は低いと言われています。何時から何時までは考え事をする時間と予め決めておいて、あまり人が居ない場所を狙って散歩しながら考え事をするだけで、立派な運動にもなりますし、もしかしたら良いアイディアが生まれて一石二鳥になるかも知れません。
私はよく5kmほどのルートを1時間弱かけて歩きながら考え事をします。その際はひたすら独り言をぶつぶつと喋り、残しておきたいメモはスマホのボイスレコーダーで残しておきます。
その3 運動し”ながら”お勉強
業務に役立つお勉強をする事も立派な仕事です。勉強は内容によって手段が変わってきますが、ここでは音声サービスをお勧めします。最近の電子書籍は音声で内容を読み上げてくれます。また、個人がラジオ配信感覚で音声コンテンツを配信するVoicyと言うサービスも最近注目を集めています。お勧めの運動は縄跳びです。縄跳びなんて小学生のお遊びと思う人もいるかも知れませんが侮ってはいけません。結構疲れます。広いスペースを必要とせず、移動する訳でもないので、ランニングなどと違ってイヤホンを付けることのリスクが低いのもお勧めの理由です。
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如何でしょうか。運動不足は思わぬ怪我に繋がってしまうこともありますので、日頃のちょっとした工夫で意識して体を使うことにチャレンジしてみてください。
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