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新入社員の人達に意識して頂きたい「たった一つの大事な考え方」

このnoteで伝えたい事

新入社員は良い意味でも悪い意味でも、なんでも吸収できる伸び代だらけの人です。そんな新入社員に対し、諸先輩方は自論を好き勝手語り続けます。有益な情報なら良いのですが、その大半が諸先輩方の偏見や愚痴だったりするので、聞く側はたまったもんじゃありません。私自身、新入社員の方達にお伝えしたいことは沢山あるのですが(笑)、そこは我慢して、絶対に間違っていない「たった一つの大事な考え方」だけを、このnoteでお伝えしたいと思います。

こんな人に伝えたい

当たり前ですが、新入社員の方には少しでも多く伝わっていただける事を望んでいます。新入社員コミュニティで是非シェアをしてください。しかし、新入社員ではない人が対象外かと言うと、そうではありません。いわゆる”社畜”に相当する人や、そうでなくても何となく現状に違和感を感じている人には是非読んで頂き、今後の働く姿勢について考え方を改めて頂ければ幸いです。

たった一つの大事な考え方

勿体ぶらずにお伝えしますが、これから会社で働く上で意識して頂きたいことは、「会社とは対等な立場を維持すること」です。この事は多くの会社で入社式があったであろう4月1日にTwitterでも書かせて頂きました。

会社で働き、お給料を頂くのはとても有り難い事です。その事自体は否定してはいけないですし、雇って頂いている事に感謝の気持ちを忘れてはいけないと思います。しかし、その感謝の気持ちと会社との付き合い方は別です。

そもそも会社の言いなりになる様な社員を会社は求めていません。考えてみてください。今の会社の仕組みを作った人は、既にその会社で働いている人です。その人が今後も会社で活躍し続けるのであれば、そもそも新入社員の獲得の必要は大してありません。では、なぜ会社は新入社員を採用するのか。それは会社が現状よりも更に成長していく必要があるからです。そして会社が更に成長する為には、これまでにない風を吹き込む必要があります。この新しい風を吹き込む為に、会社は新入社員を採用します。

会社の規則を徹底的に守り、上司の言う通りに仕事をする人が、会社に新しい風を吹き込む事ができるでしょうか。その様な働き方は、諸先輩方のコピーに過ぎません。諸先輩方のコピーに甘んじていたら、会社を更に成長させる事はできません。

誤解しないで頂きたいのですが、決して自己中心的に働く事を推奨している訳ではありません。会社というコミュニティに属する以上、周りとの付き合い方には一定の配慮が必要です。お伝えしたいのは、自分自身を押し殺す様に働くのは間違っているという事です。何か課題があって攻略しなければいけない場合、A案で解決しようと判断したところ、上司にB案にしろと指示されても、安直にそのアドバイスを聞いてはいけないのです。自分のA案と上司のB案を徹底的に戦わせて、納得いく方を採用するのです。結果、A案になってもB案になっても、どちらでも構いません。もしかしたらC案に発展するかもしれません。大事なのはきちんとお互いの意見をぶつけ合うというプロセスです。このプロセスこそが、新しい風を吹き込むという事なのです。

会社との付き合い方

これまでご説明した様な考え方で働く事は最初は難しいかもしれません。ですが、この考え方を持っているか持っていないかで会社との付き合い方が大きく変わってきます。会社に雇って頂いているという事実に感謝しつつ、自分が会社で働いている事に感謝してもらえる事を目指すのです。その様な関係性が本来は正しくて、それこそが「会社と対等な立場を維持する事」なのです。「生意気な奴だと思われるのではないか」と心配ですか?会社は生意気な奴を求めているのです。「めんどくさい奴だと思われるのではないか」と怖いですか?めんどくさい奴こそ、会社を変えるのです。

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如何でしたでしょうか。会社は常に進化し続けなくてはいけません。その進化の仕方には常套手段というも物はありません。だからこそ、異端な存在を迎え入れて、会社を刺激する必要があるのです。会社にいる時間が長ければ長いほど、段々と会社に染まってしまうのも事実です。新入社員は一番会社に染まっていない存在なので、会社に染まっていないという事実をアイデンティティとして、それを武器に働く事を、会社の経営陣が求めています。この考え方を、いつまでも大事に持っていてください。

改めて、新入社員の皆様、ご入社おめでとうございます!これからのご活躍を心から願っております!!

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