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仕事のボトルネックを解消する盲点

 仕事は順風満帆とはいかないですよね。自分一人がどんなに頑張っても、チームでアウトプットを出す限り、思う様な成果が出せないことが殆どです。そんな現状に嫌気がさした人も少なくないのではないでしょうか。でも、そこでいちいちふて腐れていては何も解決しません。現状打破する為の次の一手が重要となります。本日はそんな内容です。

 例えば5人チームでアウトプットを出してなんぼの仕事をしている時に、一人でも仕事ができない人がいた場合、その一人が所謂ボトルネックになってチーム全体の生産性が下がるということは良くあります。たった一人の人間のせいで残り4人の成績が下がるなんて納得できないですよね。では、そんな局面になったら貴方はどうしますか?

 一番わかり易いのが、そのボトルネックなっている人に仕事のアドバイスをして、働き方を変えてもらうように促すことだと思います。ただ、これは上手くいく場合とそうでない場合に分かれます。新入社員のような成長の幅が広い人には有効な手段ですが、そうでない場合は、もはや成長の幅がないので、どんなにアドバイスしたところで何も変わりません。では、そんな時に打つべき次の一手は何か。それはボトルネックの改善ではなくて、自分の改善です。

 以前、この様なツイートをしました。

 何か上手くいかなかった場合、原因を改善する必要があるのですが、その対象を他人にしたら近道の様で遠回りです。何故かと言うと、人を変えるのはとても大変だからです。他人が間違った行動をとっていたとしても、それが間違っていると判断するのは貴方だからであり、本人は正しいと思っているのです。そんな人の意識を変えて行動も変えるのはとても大変なことです。だったら、貴方自身が変わる方が遥かに簡単です。

 例えば、なんど注意しても一向にアクションアイテムを達成してくれない人がいた場合は「アクションアイテムを達成する上での課題を解決してあげられなかった自分が悪い」と思います。

 例えば、いつも納期を守らない人がいたら「定期的に納期をリマインドしなかった自分が悪い」と思います。

 例えば、上司がいつまで経っても現実離れした発言を繰り返す場合は「上司に現実を教えてあげられなかった自分の報告の仕方が悪い」と思います。

 この様に、何か上手くいかないことがあれば、原因を自分に落とし込みます。原因は自分なので、原因を解消して成功に導くのも自分の努力次第となります。そう考えると、だいぶ気が楽になりませんか?他人をアップデートして課題解決するより、自分をアップデートして課題解決する方が遥かに近道なのです。


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