見出し画像

脱パワポのおすすめ

 皆さん、パワポは好きですか?デザインセンスのある人は作ったパワポを褒められることが多いと思いますので、パワポが好きな人が多いと思います。逆にデザインセンスに自信が無い人は「恥ずかしい」という思いで苦手意識を持っている人が多いかと思います。私はパワポ大好きです。時間が無限にあるなら、いつまでもいじっていられるくらいパワポが大好きです。そんな私がパワポを卒業しました。本日はそのような内容です。そういえばたった1年で組織から居なくなってもらった某部長は誰のどんなアウトプットも絶対に褒めない冷たい人間でしたが、私のパワポのセンスだけは褒めてくれました(苦笑)

 そんなパワポが得意で大好きな私がパワポを極力使わなくした理由は以下のツイートの通りです。

 仕事に取り組む姿勢は年々少しずつ変わっていっています。ちょっと前までは一つのことに全力で取り組むのが美とされてきましたが、今の時代では複数の仕事を同時にこなし続けることが求められています。いわゆるマルチタスクというものです。一つのことに集中できる環境であれば、時間をかけて作業に取り組むパワポ作成をするのは良いかもしれませんが、常に同時に複数の作業に取り組む場合はパワポ作成に集中することはできません。もしパワポを作り出したら、他の業務に支障をきたしてしまいます。これが脱パワポをおすすめする理由です。今の時代、マルチタスクで働くことが求められるので、一点集中で取り組まなければいけないパワポは時代に合っていないのです。

 ではパワポを使わずに何を使うのか。好きなものをチョイスすれば良いと思います。もちろんマニアックなアプリを使うと周りの人が困惑してしまうので、そうならないものをチョイスしましょう。私がチョイスしたのはワードです。なんとなくチョイスしたワードですが、私にとっては大正解でした。理由は以下のツイートの通りです。

 「作成時間が約1/5に短縮」は想像しやすいと思います。パワポは表現方法やレイアウトを考えるのに時間がかかりますが、ワードはとにかくテキストを打ち続けるだけです。

 「誤解無く伝える事ができる」と聞くと「パワポの方が表現豊かに伝えられるのでは?」と思うかもしれません。ですが、パワポはなんとなく文字ばかりじゃ駄目でイラストで表現した方が良いという謎の文化がありませんか?イラストで表現をするとカッコいいのですが、少なからず相手に読み取らせたり悟らせることが必要になります。そうなると人は誤解をします。正しくテキストで伝えると誤解させずに伝えられるので、実はワードの方が正しく情報を伝えられるのです。

 「説明がし易い」というメリットもあります。パワポだとドーンと表示したスライドを見せながらストーリーを構築しないといけませんが、ワードならただ読み上げるだけです。なんなら「読んでおいてください」というだけで説明は済んでしまいます。

 「機械翻訳の精度が高くなる」というのは、英語などに翻訳するシステムに突っ込むと、端的な言葉をチョイスしがちなパワポよりも脈絡のあるワードの方が正しい英語に翻訳され易いということです。

 とはいってもパワポの方が好ましいというケースも出てきますよね。そんな時はどの部署にもいるパワポ屋さんがここぞと言わんばかりに勝手にパワポに変換してくれます。これが「パワポ屋さんが勝手にパワポにしてくれる」というメリットです。

 でも、実は一番のメリットは「会議前に読んでもらい易い」だと思っています。他のメリットは最初からある程度予想していたのですが、このメリットは実際にやってみてから気付いたメリットです。以前、以下の様なツイートをしました。

 テキストだけのワードは、読む人に対して記載内容を理解させ易いのだと思います。イラストで表現するパワポは読み手に伝えたい事を悟らせる必要があるので、読み手は少しでも誤解無く読み解く様に体力と神経を使います。ですがワードの場合は、そこに書かれているテキストを読むだけで、それ以上でも以下でもありません。何かを伝えたい人が書いたテキストが読み手にそのまま伝わるだけのシンプルな仕組みです。書き手にテクニックが求められますが、一定の基準さえクリアすれば、読み手に対して誤解無く確実に情報を伝えられます。

 これが脱パワポ、そしてワード推奨の内容です。パワポを使える環境の人はワードも使えますよね。まずはワードを立ち上げてみてください。そこには文字しか書けません。厳密にいえばイラストも挿入できますがパワポより遥かに面倒くさいです。なのでシンプルに文字だけを入力し続けましょう。noteやTwitterをやっている人なら、伝えたい事を適切にテキスト化する能力は既に備わっています。ぜひ、トライしてみてください。

よろしければサポートをお願いします!頂いたサポートはクリエイター活動費に活用させていただきます。