日本の伝統的なこうじ菌を使った酒造り技術の保存会

日本の伝統的なこうじ菌を使った酒造り技術の保存会は、日本酒、本格焼酎・泡盛、本みりん等…

日本の伝統的なこうじ菌を使った酒造り技術の保存会

日本の伝統的なこうじ菌を使った酒造り技術の保存会は、日本酒、本格焼酎・泡盛、本みりん等の日本の伝統的なこうじ菌を使った酒造り技術を次の世代へ確実に継承するとともに更に向上させていくため、この技術の保存・活用及び発展のための活動を行っています。

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日本の伝統的なこうじ菌を使った酒造り技術の保存会の概要

本会は、登録無形文化財「伝統的酒造り」の保持団体として認定されています。(令和3年12月2日 文部省告示第195号) 1 設立年月日令和3年4月16日 2 設立の目的日本酒、本格焼酎・泡盛、本みりん等の日本の伝統的なこうじ菌を使った酒造り技術を次の世代へ確実に継承するとともに更に向上させていくため、この技術の保存・活用及び発展のための活動を行うこと。 3 役員及び会員⑴ 役員 (令和5年5月17日)    会 長:小西 新右衛門         小西酒造㈱(兵庫県、銘

    • 令和5年度活動報告

      1 会員の異動(1) 登録無形文化財「伝統的酒造り」保持者名簿(令和 5 年 9 月 2 日文化財登録原簿登録時保持者 802 名)の提出(令和 5 年 9 月 1 日、港区教育委員会) (2) 令和 5 年度新規入会者 1 名 令和 6 年 3 月 31 日現在会員数 保持者 803 名 協力者 72 名 計 875 名 2 技術継承 令和5年 10 月 12 日、酒造り技術の継承・発展を目的とする第3回意見交換会を、日本酒造組合中央会、日本酒造杜氏組合連合会、(独)酒類

      • 「伝統的酒造り」のユネスコ無形文化遺産登録に関する決議

         日本酒、本格焼酎・泡盛、本みりんといった「國酒」を造る「伝統的酒造り」技術は、日本の恵まれた気候風土によって育まれたこうじ菌を使う独特の技術であり、我が国が誇る文化とも言える。  しかし、近年、この伝統的な醸造技術の担い手が生活様式の変化や高年齢化等の原因により減少している。  こうした状況を踏まえ、我が国の文化である伝統的なこうじ菌を使った酒造り技術を、次の世代へ確実に継承するとともに更に向上させていくためには、この技術に関する保存・活用及び発展のための活動を積極的に行う

        • 令和6年度活動計画

          基本方針本年は、「伝統的酒造り」のユネスコ無形文化遺産提案の審議、決定が行われる年である。本会は「日本酒造組合中央会」、「日本酒造杜氏組合連合会」等と連携して、「伝統的酒造り」のわざの継承等の調査・研究及び認知度向上のための広報・啓発活動など、伝統と文化の一層の発展のための取組を実施する。 1. 技術継承(1) 日本の伝統的なこうじ菌を使った酒造り技術の継承・発展のため、日本酒造組合中央会、日本酒造杜氏組合連合会、(公財)日本醸造協会、(独)酒類総合研究所、国税庁及び文化庁

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        日本の伝統的なこうじ菌を使った酒造り技術の保存会の概要

          第3回定時総会決議のお知らせ

          令和6年5月13日(月)に開催した第3回通常総会において第1号議案から第5号議案まで承認されました。 総会概要  日時 令和6年5月13日(月)午後1時~2時  場所 日本酒造組合中央会 大会議室及びZOOM  会員出席者・委任状提出者数(会員数865名)     会場出席者  8名     ZOOM出席者 57名     委任     412名   来賓(顧問)     北本勝ひこ 東京大学名誉教授     福田央  独立行政法人酒類総合研究所理事長     木﨑康造 公

          日本の伝統的なこうじ菌を使った酒類の主な事項の年表

          国税庁のHPに、PDFで掲載されています。こうじ菌を使った日本酒、焼酎、みりん等の主な事項の年表ですので、全体を把握するのに大変便利です。 https://www.nta.go.jp/taxes/sake/koujikin/pdf/0021012-102_08.pdf

          日本の伝統的なこうじ菌を使った酒類の主な事項の年表

          メールアドレスに変更がありましたらご連絡ください

          第3回総会のご案内を、往復葉書もしくはメールで行っております。いずれも届いていないという会員の方は、事務局までご連絡願います。

          メールアドレスに変更がありましたらご連絡ください

          第3回通常総会(令和6年5月13日)の開催について

          日本の伝統的なこうじ菌を使った酒造り技術の保存会の総会を下記の通り開催します。メールアドレスをご連絡いただいている会員の方にはメールで、それ以外の会員の方には往復葉書でご案内申し上げます。                記 日時 令和6 年5月13 日(月)13:00~ 場所 日本酒造組合中央会・大会議室及びZOOM 議事 1 会 長 挨 拶 2 議 長 選 任 3 議 案 審 議 第1号議案 令和5 年度事業報告 第2号議案 令和5 年度収支報告 第3号議案 令和6

          第3回通常総会(令和6年5月13日)の開催について

          こうじ・こうじ菌に関する質問について

          伝統的酒造りに用いるこうじ菌登録無形文化財「伝統的酒造り」のこうじ菌については、その登録要件で、「伝統的なアスペルギルス属の菌を用いること。」とされており、これらは「我が国で酒造用のこうじ造りに一般的に使用されている黄こうじ菌,黒こ うじ菌及び白こうじ菌が該当する。」とされています。現在申請中のユネスコ無形文化遺産登録でも同様です。 文化庁記者発表資料(令和3年10月15日) 黄こうじ菌はAspergillus oryzae(アスペルギルス オリゼー)に属し、白こうじ菌又は

          こうじ・こうじ菌に関する質問について

          「伝統的酒造りシンポジウムin熊本」ユネスコ無形文化遺産登録を目指しての開催について

          日本のこうじ菌を使った「伝統的な酒造り」は、本年のユネスコ無形文化遺産登録を目指しています。 このたび、熊本に、2013年にユネスコ無形文化遺産に登録された「クヴェヴリを用いた伝統的なワイン製法」のジョージアから、在日ジョージア大使館特命全権大使 ティムラズ レジェバ氏を迎え、熊本の蔵元とともに、それぞれのワインや日本酒等を語るトークセッションを開催します。 ○シンポジウムの概要 主催:国税庁 熊本国税局 共催:日本の伝統的なこうじ菌を使った酒造り技術の保存会、文化庁、独

          「伝統的酒造りシンポジウムin熊本」ユネスコ無形文化遺産登録を目指しての開催について

          ベテラン杜氏への聞き書き調査結果について

          保存会では、文化庁 令和5年度文化庁伝承事業補助事業のご支援をいただき、5人のベテラン杜氏から、酒造りを志したきっかけ、修業時代、技について、後世に残すべく、聞き書き調査を行いました。 酒造りに取り組む姿勢や様々な技術的なヒント(こつ)について、是非参考にしてください。 取材・文:鹿熊勤氏 1 中三郎(なか・さぶろう), 能登杜氏組合 昭和12年、石川県鳳珠郡能登町生まれ。石川県立飯田高校卒業後、酒造りに出る。山中正吉商店(静岡県)で蔵人・頭を9期務め昭和41年に杜氏に(

          ベテラン杜氏への聞き書き調査結果について

          伝統的酒造りタペストリーの作成について

          こうじ菌を使った「伝統的酒造り」への関心を高めるため、令和5年度文化庁伝承事業補助事業のご支援をいただき、タペストリー『登録無形文化財「伝統的酒造り」ーユネスコ無形文化遺産登録に向けてー』を作成しました。各地のイベントや酒造関係博物館等で掲示いただけるようお送りしましたのでご覧くださいませ。 ・公益財団法人日本醸造協会、独立行政法人酒類総合研究所、 新潟大学日本酒学研究センター ・南部杜氏協会、山内杜氏組合、能登杜氏組合、丹波杜氏組合、但馬杜氏組合、広島杜氏組合 ・各都道府

          伝統的酒造りタペストリーの作成について

          「伝統的酒造りシンポジウムin四国」ユネスコ無形文化遺産登録を目指しての開催について

          日本の伝統的な酒造りの技術は、その恵まれた気候風土の中で育まれたこうじ菌を使う独特のものであり、日本が誇る文化として令和3年12月に国の登録無形文化財に登録され、令和4年3月にはユネスコ無形文化遺産に提案されています。  このシンポジウムでは、「伝統的酒造りと地域活性化」をテーマとして、日本文化の中での日本酒のすばらしさ、これからの日本酒について、四国の酒造りの担い手や日本酒関係者を交えてパネルディスカッションを行います。 ○シンポジウムの概要 主催:高松国税局共催:日本

          「伝統的酒造りシンポジウムin四国」ユネスコ無形文化遺産登録を目指しての開催について

          寄附者名簿

          令和5年6月5日~令和6年3月31日の間、のべ152の個人、法人の皆様から総額1,583,000円の寄附金をいただきました。大変ありがとうございました。当会の事業に有効に活用させていただきます。 個人 相沢正雄、青木卓夫、飯島隆、石垣浩佳、宇都宮仁、 梅澤 努、大平俊治、岡崎直人、岡 幹起、長部訓子、 金光秀起、川人裕一郎、熊谷利夫、倉垣時弘、黄金井康巳、 小島喜代輝、小島泰弘、小西新右衛門、佐浦浩一、直町昊悦、 寸田 顕、高橋 康、武智直之、戸塚 昭、中川博基、 中澤俊

          酒造り技術の継承・発展を目的とする意見交換会(第3回)

          酒造り技術の継承・発展を目的として、各地で酒造講習会や研修が行われています。その現状と課題、また、ベテラン杜氏や木製容器・器具の調査を行うこと、また伝統的酒造りの技について関係者で意見交換を行いました。 日時 令和5年10月12日(水)   16:00~ 場所 日本酒造組合中央会3階会議室 出席者 日本酒造杜氏組合連合会:石川会長、中川副会長、四家副会長、小松理事、伊藤理事、箭内理事、浅野理事、梅澤監事、平野顧問 国税庁:岩田鑑定企画官、大江鑑定企画官補佐、佐々木輸出促

          酒造り技術の継承・発展を目的とする意見交換会(第3回)

          令和5年10月8日(日)伝統的酒造りシンポジウムin金沢の模様について

          国税庁動画チャネルでこのシンポジウムの模様が公開されました。 当シンポジウムでは、石川の伝統的酒造りに焦点を当て、2013年にユネスコ無形文化遺産に登録されたクヴェヴリワインの産地ジョージアの大使や、お酒に造詣が深いフリーアナウンサーの宇賀なつみさんを迎え、日本有数の食材の宝庫であり独自の発酵食文化を有する能登・金沢・加賀の日本酒の担い手らを交えてパネルディスカッションを行いました。 主催:金沢国税局 共催:日本の伝統的なこうじ菌を使った酒造り技術の保存会    文化庁  

          令和5年10月8日(日)伝統的酒造りシンポジウムin金沢の模様について