都知事選 初めての観戦

オーストラリアにいても東京都知事選がすごく楽しみ
 元々安芸高田市の市長として石丸さんが出ている切り抜き動画やショート動画を見て、政治に対してすごく真剣に、熱心に、かなりわかりやすく話をされている動画を見ていた。

 政治に元々興味が薄かった自分でも、石丸さんが使う言葉や、行動、一貫した動きに関しては考えさせられるものがあった。

 今回の都知事選。今まで小池さんが都知事になるんだ、ヘぇーくらいの興味しかなかったけど、これだけYouTubeでコンテンツとして面白く、わかりやすく、対立しているとどうしてもおもしろい。

 成田悠輔さんという、東大卒かつ、マサチューセッツ工科大学で博士号も撮られた経済学者、起業家の方も行っていた話で、
世代交代をすることで、下の世代が育ち、より良い政治、より良い社会、より良い日本になっていくので、若い世代が努力することは前提の上で、上の世代から率先して襷を渡していくべきだと言っていた。

その時、政治担当している人?(曖昧でごめんなさい)が、
「下の世代がもっと頑張ってもっとできないと今のポジションを譲り渡せない」
と言っていた。

でも、普通に考えてだけど、

ピアノを弾いたことない子供に、目の前で親がピアノを弾いてるのを見ているだけで弾けるようになるだろうか。楽譜を読めるようにして、音階もわかるようにして、実際じゃなくて、親が弾いてるのを見てイメージトレーニングとエアでの指の動かす練習で上手に演奏できるだろうか?

10人いたら10人Noと答えるはず。

一般的な会社でも、新人社員、若い社員にいきなり任せるのは難しい。それはそうだ。でも、じゃあ何もさせないで見て学べってそんなの無理に決まってる。丁寧すぎるくらいOJTくんで、1人で動ける支援して、手を離して1人でできるようになっていく。
そして、いつの間にか、若手だと思ってたのに、ハッとするような提案をしてきて、一目置くようになって、徐々にポストを譲っていく。

確かに上の世代の人たちも若いに一生懸命頑張ってただろうし、自分で考えて報われなくても歯を食いしばってやってきたんだと思う。
でも、それって今の若い世代もやってると思うんだよね。

自分の価値観や固定観念に合わなければ、違うって言ってポジショントークして、うまく擦り寄って考えを合わせてきた人を気に入って昇進させる。
そんな体制が日本って残ってる気がする。特に政治界隈。何も知らないけど、今回のYouTubeを見ていると利権争いやら、国政の代理戦争やら、うまく上に擦り寄って得たポジションを崩したくないがために、石丸さんも言ってたように、保身で動いているような気がする。

その人個人の考えが見えてこない。ふわっと抽象度が高いことを答えて、的を得てはないけどいかようにも解釈できる釈然としない答えを言われても、納得はできないよね。

抽象と具体、主体と受動。こうやって見比べるとはっきりわかる。

受けて絶対主義でわかりやすく、
相手にわかるように伝えなさい

子供でも意識することを大人になったらいつの間にかできなくなってしまう、狡賢く生きようとしてしまう。

自分もそうだなぁと鑑みる。泥臭くて下手くそでも思いや考えは真っ直ぐに表出していこう。わかりやすく。

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