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気づいたら、農業したかった[森ネズミのトト 就農奮闘記 vol.1]

はじめまして。森ネズミのトトです。

大学で森ネズミ(ヒメネズミやアカネズミなど)の研究をしていたため、
愛着ある「森ネズミ」を活用。

森ネズミは言葉どおり、主に森林で生息しているネズミの総称。

森ネズミが畑(農業)をしてみるという話を妄想し、
自分を投影させて森ネズミのトトという主人公にしました。

ネーミングはなんとなく響きが良いなぁと感じた「トト」。
ネーミングした後に一児のトト(父)になったため、より親近感がわいています。

初めての投稿のため、自己紹介となぜ就農を目指すようになったのかをまとめます。


1. 大学〜現在

大学時代のフィールドワーク

大学は農学部で、主に野生動植物について学びました。
大学院まで含めて約3年間の研究は、森ネズミに費やしました。

最初の就職先は公務員で、林業の専門職として森林の管理をしました。

3年間県庁で勤めたあとは、ホテルマンへ転職。
リゾート会社が運営する旅館で2年半ほど
お部屋案内したり、料理つくったり、掃除したりしていました。

インバウンド(海外からのお客様)と英語でコミニュケーションとれる人間に
なれることを目指し、ワーキングホリデーでニュージーランドへ。

Auckland

約1年間のニュージーランド生活のあと、東京で友人たちと一緒に飲食店をしました。

東京での生活は2年足らずで終え、地元四国へ戻りました。
徳島で住宅販売の営業に転職。

徳島で奥さんと出会って結婚。
長女を授かり、家族3人で幸せな日々を過ごしています。

2. 農業に興味を持ったきっかけ

これまで接客業をメインに仕事をしてきた自分にとって、
作り手は憧れでした。

木を植え、木を伐る林業屋さん
野菜を生産する農家さん
家を建てる大工さんなど、

これまでの経験の中でたくさんの作り手さんと出会い
その姿に尊敬と憧れを抱いていました。

ホテルや店舗での接客、住宅営業などは作り手と買い手の繋ぎ役です。
繋ぎ役も非常に大切なポジションです。
ただ、作り手さんの思いや努力の成果をそれぞれの生産物へ感じ、
自分もそういう姿を目指したいと感じていました。

そんなことを思っていたとき、
住宅購入のお客様で、趣味で家庭菜園をしている方がいました。

その方は微生物(酵母菌など)を活用して野菜を育てていました。

スーパーにある野菜より大きく育っているのを見て、衝撃を受けました。
さらに、微生物を活用しているので農薬や化学肥料は使わなくて大丈夫。
できた野菜は安心して食べられ、自然環境にも良いとのこと。

大学時代に自然相手に過ごしていた自分にはとても刺さるものがありました。

それから発酵や健康などに関連した微生物の本を読みました。


河出書房新社

[ あなたの体は9割が細菌 微生物の生態系が崩れ始めた ]
アランナ・コリン|著
実は、人間のゲノム数はハエのそれと大差がない。
ではどのように人間の複雑な機能をまかなっているのか?
という問いに細菌・微生物が登場します。
学術論文や多くの研究をもとに微生物の役割を解説。

この本のなかに、抗生物質を用いることで
通常は体を健康に保つための善い役割をする微生物までも
死滅させてしまうということが書かれていました。

それは自然界でも同じことで、
殺菌や防虫のために農薬を使用することは、
野菜と共生関係にある微生物までも死滅させているということです。

それが具体的にどのような悪影響を及ぼすかは確かではありませんが、
自分の体に振り返って考えてみると、決して良いことではないとわかります。


これまで自然の動植物が好きで、
人も好きで接客業をつづけてきました。
微生物の働きや大切さを意識することができ、
作り手への憧れもあったことから
農家になりたいと強く感じました。

3. 就農にむけて

一念発起して、住宅営業から農業の道へ進むことにしました。

技術なし、土地なし、機械なし、お金なし
何もないところからのスタートです。

少し時を遡りますが、2022年初めから今までの話や
現状、そしてこれからの就農へ向けての活動をメインとして
綴っていきたいと思います。


※初めての投稿。。。
書きたいことがあるようで無いようで、長すぎにしたくない、
でもこれも書きたい。まとまらない。
などなど考えながら、書き出してから10日も経ってしまった。
このペースでやっていけるのか!?

でも始められたことに拍手。
ぼちぼちと積み重ねていこうと思う。

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