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ケニア・マサイマラ国立保護区のサファリへ【世界一周153日目】

世界一周153日目。朝7時に起床。楽しみなことがある日は、不思議とすっきり起きられる。今日から3日間、サファリツアーに行く。サファリはアフリカで最も楽しみにしているイベントで、ケニアとタンザニアで数ヶ所行く予定。第一弾は、ケニアのマサイマラ国立保護区だ。

朝7時45分、宿をチェックアウト。スタッフに「サファリツアーの人が待っているよ」と言われ、急いで外へ出た。

「コージー?たくさん寝すぎだよ!」
「ごめんごめん」

まさかだった。待ち合わせ時間は2分しか過ぎていない。そこまで時間に正確だとは。

「日本って島国だと聞いたんだけど、本当かい?」
「本当だよ!日本は島国!めちゃくちゃ大きい島だけどね」

そんな話をしながら、カリフォルニア出身の2人、カナダ出身の2人もそれぞれの宿でピックアップ。運転手からツアーガイドへ引き継がれ、僕たち5人がナイロビ市内を出発したのは9時前だった。

最初にグレートリフトバレー(大地溝帯)のビューポイントへ。景色はまあ、ふーんという感じ。他にもたくさんのサファリツアー客が来ていた。

お土産屋が併設されており、僕はひたすら狙われていた。「見るのはタダだから」「これ持ってみて」「どれが欲しい?」の波状攻撃。

なぜどれかが欲しい前提なのだ。「どれもいらない!」。笑顔で告げて、その場を去るも、今度は他の店員につかまった。

「ジャンボ!」と声をかけられたら思わず「ジャンボ!」と返してしまうではないか。そして気付けば、営業を受けているというわけである。象が7匹描かれた木彫りの置き物を盛んに勧めてくるので値段を聞いてみた。

「友達プライス!30ドル」

たっか!友達でも30ドル!たっか!

もはや日本人は世界的に金持ちではないので、日本人を狙うのはやめた方がいい。そんなアドバイスをしようと思ったが、やめた。それはそれで失礼な話だ。他の日本人に申し訳ない。単純に僕が貧乏なだけだった。

ビューポイントを出てからおよそ1時間半。レストランへ到着した。お待ちかねのランチタイム。

うん、美味しい(食レポ苦手すぎる)。レストランからまた2時間ほど走り、マサイマラ国立保護区に着いたのは15時半だった。まずは宿にチェックインしてから、いざサファリへ。

初日はウォーミングアップ。1時間半ほど保護区内を回っただけであっという間に終了した。それでも、シマウマやキリン、バッファローなどを見られて大満足。

宿に帰り、夕食にビュッフェをいただく。 うん、美味しい(2度目)。僕は、ビュッフェと人に奢ってもらうときだけお腹の容量が2倍になる。しっかりとおかわりもいただいた。

朝が早い明日に備えて、早く寝よう。そう思って空を見上げた僕は、思わず息をのんだ。

数え切れないほどの星があった。ヨルダンのワディ・ラムも星がたくさんあったが、ちょうど満月だったこともあり、それほど綺麗には見えなかった。マサイマラの星空は、この旅で見たなかで最も綺麗だった。

明日はどんな一日になるのだろう。何があってもマイペンライ!

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