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半年記念日【#71何があってもマイペンライ!】

世界一周の旅から帰国して、今日でちょうど半年だ。

去年の3月21日から11月22日まで、私は世界を旅していた。ベトナムからスタートし、アジア、ヨーロッパ、アフリカ、そしてメキシコ。資金が尽きて南米には行けなかったが計23ヶ国を巡った。

世界一周したと言うと「どの国が一番よかったですか?」と聞かれることが多いが、はっきり言って愚問だ。街でいえばベトナムのホイアン、タンザニアのザンジバル、メキシコのグアナファトがとても好きだった。国単位ならおすすめはウズベキスタン。いや、でもギリシャ、イタリア、クロアチアもよかったぞ。

一番なんて決められるはずがない。世界には「素敵」があふれている。新しい「素敵」と出会う日々は、夢のようだった。本当に夢だったのではないかとも思う。

あれから半年が経った。今、私が最もエネルギーを割いているのは、書くことだ。ライター4年目。これまでで最も真剣に書くことと向き合っている。

そのエネルギーをもらったのは、世界一周の旅だった。世界一周はいい思い出ばかりではない。悔しさも味わった。一つは、資金難で完全燃焼できなかったこと。絶対に訪れたかったマチュピチュやウユニ塩湖に行けずに帰国することになった。

それ以外にも、お金を理由にあきらめたことがたくさんある。行きたい場所に行けない。やりたいことをやれない。食べたいものを食べられない。旅は楽しかったが、満喫しきれなかったところもある。

もう一つは、旅の魅力を充分に伝えきれなかったこと。世界の素晴らしさを一人でも多くの人に伝えたい。そんな思いで旅をしながらTwitterやnoteで文章を書いた。しかし、私の書いた文章は遠くに届かなかった。深く刺さらなかった。読んでいただいた方、感想を伝えてくれた方には感謝しているが、自分の理想にはおよばなかった。それはひとえに私の筆力が低かったからだと理解している。

お金がないこと。書く力が足りず自分の思いを人に伝えきれないこと。この2つの悔しさを忘れることはない。

旅から帰ってきて半年間。私が注力しているのは、ちゃんと稼げるようになること。そして、自分の思いを届けられるように「書く力」を高めることだ。

まだまだ満足のいく収入には達していない。文章力はさらに道のりが長そうだ。ただ、着実に前へ進んでいる感覚はある。まだ見ぬ景色を求めて、ここからもっとアクセルを踏んでいく。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます!いただいたサポートは、次の旅資金に使わせていただきます。