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【飲食店の開業後どうしたらいい?】労働保険の営業

お店を持ってオープンさせました。
さて意気揚々と仕込みをしていた時に鳴るめんどくさいあの電話。

最近の営業電話のトレンドは
第1位:集客関係
第2位:水光熱関係
第3位:税理士など士業関係

いや、電話なんかよりも突如訪ねてくる謎の人もいます。

その人は労働事務組合の者ですと名乗ります。

「労働保険は義務ですよ、加入しないといけません」と言います。
「私は国から委託されて出向いているのです」とも言います。

確かに、確かに、間違ってはいません。
そうして労働保険は、人を、もしバイトでも雇っていると加入しないといけないことも事実です。

ここで労働保険についてお話しをすると、
労災保険と雇用保険に分かれます。

労災保険は仕事中に怪我をしたりするとおりるものですね。
雇用保険は繋ぎの失業保険とかのものです。

これらをまとめて労働保険と言います。
で、労災保険は必ず人を雇ったら加入しないとけいません。

ただ、その労働事務組合で入る必要はありません。
あたかもうちで手続きしないといけない的な感じで来るのですが、そんなことはないです。

自分でも十分手続きできるような内容でもあります。

ただ、1つだけそこでしか出来ないことがあります。
それはオーナーさんが労災保険に入れるかどうか。

基本的に労働保険というのが、雇っている人を対象としているので経営者は入れないのです。
ただ、この委託された事務組合経由だと入れると。
これを特別加入といいます。

ただ、ここが本当に必要なのかどうかですね。
もちろん、入っていなくて、後で入っとけばよかった~っていうことは往々にしてあるかと思いますが、ただ、そんなにその給付を受けたことある方は正直見たことがないです。
※保険ってそういうもんですもんね。

労働事務組合経由でやるとなると、もちろん手数料もかかるし、オーナー保険料もかかります。
なので自分でやるか、労働事務組合にお任せするか、もしくは別途社労士にスポットでお願いするか。
この3択になるかとおもいます。

そうすると、
人もそんな雇っていないし、そこにコストをかけてられない。
→自分でやる。

そこそこ人を雇っているので、自分の時間をそこに費やすのであれば、お金で解決する。
→社労士にお願いする。
※ただ、給料などの集計のデータとかはどっちみち自分で作らないといけないかと思いますが。

自分も仕事中のケガの対応まで手厚くしたい。
→労働事務組合にお願いする。

こういう棲み分けなのかなと思います。
参考にしてみてください。

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