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時間と空間と言葉のこと。目と耳と頭のこと。

最近すっごく面白いことを聞きました。
時間と空間、それを繋ぐのは言葉というお話です。

抽象すぎて難しいですが。。。

人間の感覚で五感ってあるかと思います。
目で見て、耳で聞いて、鼻で匂って、舌で味がして、肌で感じて。

それぞれ全然違う感覚ですよね。

風が吹いたことで感じるものって嗅覚・触覚・聴覚で主にそれらが刺激される。
ただそれぞれかなり違う感覚で、それぞれでしか感じ得ない感覚なのかと思うのです。

ただ言葉というのは、目で見ても、耳から入っても、
脳で処理されて、同じ統一のデータとなると。

例えば、文字で「マンモス」と見ても、
誰かが言った「マンモス」と言っても、
同じような効果で、頭の中に牙があって、毛むくじゃらで、ゾウのような大きな生物を思い浮かべる。

これが言葉が持つ不思議な、生まれた側からあるから分かりづらいが、とても特別な感覚に作用するものなのだと思います。

つまり聴覚と視覚にほぼ同じように作用する特別なものが「言葉」ということ。

光の波長を捉えるのが目で、空気の振動を捉えるのが耳。物理的に関係ない2つのこと。
ただし、言葉はこの2つを織りなす。

この時に、目は耳を理解して、耳は目を理解しなければいけない。
その時に生まれた概念というのが時間と空間であるということ。

視覚というと、漫画とかアニメとか映画とかを想像してください。
ああいった映像というのは、1枚1枚切り取られた写真を繋ぎ合わせてできて、動画といった動くように見えるものになります。

目で見たものは瞬間的で像としては永遠的。

つまりこれを脳に持っていく時に必要な概念というのが時間であるということ。
目だけで成り立つのであれば時間という概念は必要ない。

また、耳には単体では空間が欠落している。
音があっちだったり、こっちだったりとはありますが、これを脳に持っていく時に空間が必要になる。

そこで"言葉"というものが出てきます。

目単体だと、耳単体だと、時空という概念は必要ないのに、言葉というものを持つことによって、目は耳を理解しないといけない。
耳も目を理解しないといけない。

この言葉というものが視覚と聴覚を繋げざるを得なくて、そこに必要な材料として時空がある。

耳が、目に伝えるために空間があって、
目が、耳に伝えるために時間がある。

視覚と聴覚を丁度いいバランスで理解するために必要な概念が時間や空間であるということ。

全然整理は仕切れていないけど、なんとなく、こういうことなんだなっていうお話しでした。

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