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“みどり”色を通して自分の価値観を見つめ直す

「こじゃさんは何故、緑ばかり集めているんですか?

という質問をよく頂くようになりました。

パーソナルカラーは緑で
色物を身につけるときは必ず緑。
プレゼントも緑をいただくように。

最初は正直、思いつき適度で始めたのですが
これだけ長い間続けていられているので、
自分の生き方や価値観にあった色なのでは?
と感じるようになっていました。

緑色が好きかどうか、とかではなく
緑色がもつイメージ、センス、雰囲気、価値観、キャラ、、、etc 。

なんとなくこの“みどり”色的な生き方や価値観に共感してくださる人がいると嬉しいな〜と思います。

▼みどり色のイメージ

緑色の一般的なイメージは
おだやか、安全、回復、健康、自然、平和...
など、沢山イメージがでてきます。

日常になじみ、
分かりやすい色でありながら
攻撃的ではなくバランスのとれた

雰囲気の持つ色として、とても共感します。

これはまず万人に理解してもらえそうな
感覚かと思います。

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▼みどり色の誘目性・視認性

誘目性ってあまり聴き慣れない言葉かもしれませんが、「無意識にどれだけ注目してしまうか?」の指標です。

それに対して視認性は
「どれだけ見つけやすいか?」の指標です。

誘目性:無意識に注目してしまうかの基準
視認性:あるものを見つけたい人が見つけやすいかの基準

誘目性については
わかりやすい色で例えると
赤が一番高く、続いて青、そして緑の順です。
緑色の誘目性は低いことがわかります。

普通、チェックペンは赤色で、
別の色を使うなら青色を使いますよね。

(緑チェックペンって、気づかせにくいのですよね...現場のおじ様たちの目にはもう見えてないのではないかと思ったり)

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人混みを歩いていたとして
みんなの目を引く、
なんてことはない色
ということになります。

対して、視認性はそれなりに高く
見つけようと思ってる人には
分かりやすい色
となります。

道路標識や誘導灯なんかは
まさにその事例かもしれません。

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普段は目につかなくてもいいけど
探したい時には目につく誘導灯。

(設計者にとっては普段から気にしてみてしまう色だと思いますが.....)

自分がみどり色を見にまとうという
観点で考えると

そこまで万人にアピールするような
「私はグリーンマンだ!」
みたいなことは目指してなく

好きな人にはわかりやすく
気づいてもらいたいな

という感覚はあるので

とても適した色だなぁと
思ったりします。

▼みどり色の脇役としてポジション

続いてはみどり色の
他の色とのバランスの話です。

わかりやすい例えでいえば
〇〇レンジャーでしょうか。

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これです、
この後ろでしれっとしている
ポジション...

こーゆーの生き方をしたいなぁ
と思ったりします。笑

エキストラ役までまぎれるのは
なんだかつまらないけれど、
赤色リーダーはなんかちょっと。

緑色くらいのポジションとして
生きていくことって丁度良い
のでは、
と思ったりしています。


もう少し別の例えをあげると、

ヒーローやヒロインとして
ガッツリ身体をはるのでもなく

エキストラとして
かなり離れて参加するのでもなく

脇役としてのポジションで
物語をサポートしつつ
ルールに縛られず自由に遊びたい。

下記、抜粋ですが

脇役には、主人公のときのような制約がない、というのが大きな違いと言えるでしょう。
主人公が読者に嫌われてはいけませんが、脇役であれば、人をすぐ裏切ったりするような人間にして、「こいつ本当に嫌なヤツだな」と思わせることもできるわけで、案外、人気が出るのは、そういう脇役キャラクターだったりもします。
出典:荒木飛呂彦の漫画術

「制約がない」というのが脇役の特権と捉えるのは面白いなと思います。

なんとなくの方向性はあるものの
細かいところは自由に振る舞おう!

というスタンスはとても
共感できる生き方です。

▼みどり色の汎用性

みどり色は一般的に
ある程度冗長性・汎用性が
高い色かと思います。

服、アクセサリーなど
ファッションとして身につけるものをはじめ、

周りを見渡すと
沢山のみどり色が違和感なく
選択されています。

何より、自分はパーソナルカラーを
みどり色と決めてかれこれ5.6年は経ちますが

何かしらもの決めで色を選ぶときに
緑で困ったことはあまりありません。
(こだわるばかり、センスよい緑のデザインないな〜!と悩むことはありますが)

5.6年継続できている、という
実績が汎用性ある
ものだと
勝手に感じています。笑

昔黄色好きになったこともあるんですが
黄色のペンはさすがに文字は見えない...
なんてこともありましたが

緑は視認性もそれなりにあるので
一般的なペンとしては活用できたり。

何気にお悔やみごとのときの色としても
緑〜深緑と規定
されていたりと
汎用性が高いことがわかります。

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5年前くらいに持っていたみどり色アイテム
(iPhoneみると古さ感じる...)

▼みどり色の範囲

緑色といっても
かなり沢山の緑色が存在します。

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参照:いろずかん


どんな緑色が好きなんですか?
と聞かれることも多くなりましたが
いい感じの緑ならなんでもいいです。

明るい系が合うものもあれば
暗めの緑が合う時もあり。

単体でみたら
「黄色じゃない?」
「これは青では?」
のような緑も存在しますが

組み合わせ次第で緑に見えれば
なんでも良いです。

それくらいの緩いカテゴリーで
判断できるのに、わかりやすい価値観
って良いですよね。

唯一気がかりなのは
どう見ても緑色なのに
「青信号」ってよぶ習慣でしょうか。

青色の認知度や習慣には
緑は勝てないのか....?笑

▼おわりに

ここ最近仕事に追われていたので
自分を見つめ直そうと思い
やってること(建築とかホテルとか)
を客観的に整理しようとしていたのですが
(これは絶対また書く)

気づいたらかなり個人的な
色の話になってしまいました。

でも、自分の好きな色であり
飽きずにずっと無理せず
継続できている色ではあるので

きっと自分の生活や価値観に
マッチしているに違いない。

いつかみどりをテーマとした
ブランド立ち上げたいなぁ〜。

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