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本のはなしをしよう

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読書感想や本にまつわるあれこれの話
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記事一覧

『悪童日記』三部作 私たちは何故書くのか

ここ半年くらいで読んだ本に、立て続けに同じ小説のタイトルが出てきた。アゴダ・クリストフの…

koivu
6か月前
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「コーチング」の本を読んだ

普段読書といえば小説なのですが。仕事で受けてる研修の課題図書だったので、読みました。 「…

koivu
1年前
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どこでも住めるとしたら、ハウルの動く城に住みたい

もう応募期間は過ぎていたが、投稿コンテストの「#どこでも住めるとしたら」というテーマに惹…

koivu
1年前
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「いってらっしゃいのその後で」 家族 と 私

ツルリンゴスターさんの「いってらっしゃいのその後で」は、夫と3人の子供達との日常を描いた…

koivu
1年前
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本の読み方は様々

6年前結婚したばかりの頃、私は「読書」というと、なんとなく、新しい本を読むことだと思って…

koivu
2年前
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「スイートソロウ」 懐かしくて切ない、誰かの物語

持田あきさんの女性漫画「スイートソロウ」は、伝言にまつわるオムニバス(全3巻)。東京へ片…

koivu
2年前
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「夏物語」 子供を産み育てるということ

川上未映子さんの「夏物語」を読んだのは、育児休暇中だった。中々寝ない0歳の娘を抱っこ紐で抱っこして、ゆらゆら寝かしつけながら読んでいたのだ。 ーーーーーーーーーーーーーー 処女作のあと中々次の作品を書けないまま東京で一人暮らしする作家の夏子は、30代後半に差し掛かり、自分の子供に会いたい、と思うようになる。しかし、彼女は恋人もおらず、結婚したいというわけでもない。ただ、「自分の子供」が欲しいのだ。そんな中、精子提供で生まれ、父親を探す逢沢という男性に出会う。 ーーーーー

「夏の王」 夢か現か、妖精の世界

O.R.メリング氏の「夏の王」は、ケルト神話を下敷きにしたファンタジー。中学生くらいの時に…

koivu
2年前
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憧れの本棚のある家

小中学生の頃、学校の図書館は好きな場所のひとつだった。市の図書館も好き。高校生・大学生く…

koivu
2年前
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「旅をする木」 星野道夫さんとの出会い

写真家の星野道夫さんといえば、カリブーやホッキョクグマ、クジラなどのアラスカの自然を優し…

koivu
2年前
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