見出し画像

第18回小説現代新人賞への参加を終えて

先日、初めての公募参加が終わりました。結果は一次通過止まりで、二次選考には進めず。
しかし小説現代は一次通過者すべての講評をくれるので、それを楽しみに本を買ってみました。
書いてる内容は書いていいのかな?そのうちWEBでも発表になるので、そのときにでも。
ただ、その内容は私にとっては十分、寧ろ高評価だと思ったし、指摘はまさにその通りだなとも思いました。しっかり内容を読んでくださってるなというのが凄く伝わる内容でした。プロの方に読んでコメントを頂ける機会は本当に少ないと思う、ありがとうございます。来年も参加します。

指摘されたことは、構成やストーリー自体のことではなかったので(むしろそこは褒められたと思ってます)書き足しや修正で多少は直せるかなと少し迷ったんですが、とりあえずこれはこれでWEBサイトにアップしていこうと思います。
投稿先は「ステキブンゲイ」。第4回ステキブンゲイ大賞にも参加します。

とりあえずプロローグだけアップしてます。これから毎日更新予定ですので、もし興味があれば読んで頂けると嬉しいです。

この小説は、長編としては二作目で、「やっぱりミステリっぽいものが書きたい!」と考えて書いたものでした。
それまでは、書いてそのままWEBに載せていたので、今回初めてプロットを作って非公開のまま(当たり前ですが。笑)最後まで書ききった作品です。プロットは小説執筆仲間に見ていただいたのですが、本文は誰にも見てもらうことなく応募したものでした。

一次通過は私にとっては十分すぎるほどの結果で、講評についても課題を感じながらもありがたい評価でした。とりあえず話の作り方についてはこのまま行ってもいいのかな、と思えました。

正直「文章が下手」(表現は考えてくれるでしょうが)とか「ありきたりである」みたいな指摘を受けるかな、と思っていたので、そのあたりは安心しました

ただ指摘の部分については自覚もありつつも「この作品はそれでも結構書いたつもり」だったので、そのあたりどうしていくべきか今後ちゃんと考えようと思ってます。特に今書いてるものはそのあたりは間違いなく希薄なので、もう時間もないのでこれはこれ、と割り切って書き上げようと思います。

指摘された部分をもうちょっとしっかり書いたかな、と思ってるのは野性時代に出したものです。ただこっちはその分構成が甘いなと思ってることもあり、一次通過も難しいかなと思ってます。

公募は基本講評がない(一般文芸だと特に)ので、落ちても理由がわからないままなことが多いのでしょうが、小説現代は一次通過すればこういうコメントをもらえるということの貴重さを強く感じました。これがなかったら本当に「どこをどう直せばいいか」で迷子になっていたと思います。

毎度目標を立てて書いてるのですが、そういう意味では「ミステリ風が書きたかった」という部分は出来たのかなと思ってます。ただ、やっぱり甘い部分も多いなと読み返しながら思うので、次に活かしたい。

誰かに読んで頂いて、修正して他の賞に送ろうか、と結構迷いました。でも、もっといい作品を作ろう、という意識を大事にしたい。いずれ書き直すことがあるとしたらもっと先のこと、と思っておきます。

この先、「一次審査が通らない!」ということに陥るのだと思います。もうそれはなんとなく予想はつきます。
たまたま今回、初めての公募が通っただけで本当に運がよくありがたかったというだけで。
この先「この時がピークだったね!」という事態にならないように、
そのたびに今回貰った講評を見直して、頑張ります。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?