小糸

小説を書いています。一般文芸・主に公募で活動しています。公募で落ちた作品などを小説サイ…

小糸

小説を書いています。一般文芸・主に公募で活動しています。公募で落ちた作品などを小説サイトに載せています。 ここでは主に活動報告や公募についてのメモなどを書いて行こうと思っています。 小説サイトはステキブンゲイとエブリスタ。 よろしくお願いします。

最近の記事

  • 固定された記事

「幻日」 第1話

あらすじ: 伊崎 朱音は、最近誰かに見られているような気がしていた。それも複数の視線に追われている。 複雑な家庭環境の中、絵画の才能を持つ朱音は、ある日コンクールに出す絵を壊され、駅のホームで背中を押され「音弥」と名乗る男の子と出会う。不思議と音弥に惹かれる朱音は、彼をモデルに絵を描こうと決める。  犯人が誰かわからないまま、十年前の事件をにおわすような手紙が届く。  深沢 朋奈は、子連れ同士で再婚した史也と上手くやっていたが、最近夫が浮気しているのではないかと疑い始める

    • 心がポッキリ折れてしまった。こうならないように気をつけてきてたんだけどやらかしてしまった。 思い出せば出すほどしんどいのでしばらくは殻に篭る。 とりあえず今後の公募予定は一旦白紙で、完成させることを第一にしても仕方がないので色々見直します。

      • 小説を書く人が答える小説に関係なさそうでありそうな50の質問

        ポプラ社新人賞用の小説をやっと書き上げたので、前から気になっていたこちらをやらせていただきますー! Q.1 一番好きな飲み物を教えてください。 緑茶!冷たいのもあったかいのも基本緑茶オンリー。子どもの頃は麦茶。 Q.2 一番好きな食べ物を教えてください。 一番……祖母の家で作った自家製いくらかなぁ。 Q.3 苦手な食べ物を教えてください。 牛乳・豆乳、飲み物はコーヒー飲めない。あとアルコール激弱。 Q.4 なにか集めているものはありますか? なんだろう、ないかも。

        • そういえば、去年の公募作品を書いてるときはとにかく「ありきたりになること」が怖かったんだけど、今年はそれはない。 相変わらず面白いのかどうかはわからないけど、ありきたりだったらどうしようと悩むことがなくなった。なんでかはよくわからないけど。

        • 固定された記事

        「幻日」 第1話

        • 心がポッキリ折れてしまった。こうならないように気をつけてきてたんだけどやらかしてしまった。 思い出せば出すほどしんどいのでしばらくは殻に篭る。 とりあえず今後の公募予定は一旦白紙で、完成させることを第一にしても仕方がないので色々見直します。

        • 小説を書く人が答える小説に関係なさそうでありそうな50の質問

        • そういえば、去年の公募作品を書いてるときはとにかく「ありきたりになること」が怖かったんだけど、今年はそれはない。 相変わらず面白いのかどうかはわからないけど、ありきたりだったらどうしようと悩むことがなくなった。なんでかはよくわからないけど。

          お知らせの赤丸がつくのになにもないのがよくあるんだけど、私だけ?削除(撤回)されてるってことなのかなぁ。

          お知らせの赤丸がつくのになにもないのがよくあるんだけど、私だけ?削除(撤回)されてるってことなのかなぁ。

          やっと初稿ができた。 ギリギリすぎるにもほどがある。推敲、改稿、あらすじ、間に合うか。 出すかどうかはギリギリまで考えます。 こんなに苦労したのは初めて、と毎度思う。

          やっと初稿ができた。 ギリギリすぎるにもほどがある。推敲、改稿、あらすじ、間に合うか。 出すかどうかはギリギリまで考えます。 こんなに苦労したのは初めて、と毎度思う。

          小説公募の良いところ。

          私は小学生の頃少女漫画家になりたくて、「りぼん」を毎月買っては後ろの方にある「投稿ページ」を全部読んでいた。 私にとって「漫画の投稿」はだから「りぼん」が基準なんだけど、大人になって小説公募を始めて思うことがちらほら。 比べる事ではないとは思うけれど、比較すると小説公募って結構辛い。 ・公募は基本1年に1回(1年に2回のものもある) ・持ち込みは基本なし(新人賞に応募するのが基本) ・ほとんどの場合、最終に残らないと講評がない(なぜ落ちたかがわからない) ・一次審査で80%

          小説公募の良いところ。

          私は基本的に関わりのある人(+好みのジャンル、もあるかも)の小説は気になるのでできるだけ読みたいと思うんですけど、「読み合い」みたいな文化は苦手なので気にしないでほしいなと思っています。 私個人は読んでもらったら飛び上がるくらい嬉しいけど、「読んで!!!!」って気持ちではない。

          私は基本的に関わりのある人(+好みのジャンル、もあるかも)の小説は気になるのでできるだけ読みたいと思うんですけど、「読み合い」みたいな文化は苦手なので気にしないでほしいなと思っています。 私個人は読んでもらったら飛び上がるくらい嬉しいけど、「読んで!!!!」って気持ちではない。

          漫画原作に応募した話と少女漫画

          漫画原作部門にも参加してみました。 いいねくださった方、読んでくださった方、ありがとうございます。 少女漫画をイメージしていて、キャラクター設定も漫画っぽく、文体もライトです。 全11話、4万3千字ほどです。 私は少女漫画が大好きです。 子供の頃、一番最初の夢は「少女漫画家になること」だった。 小学校3年生から高校生くらいまではずっとその夢を追っていた。(と言いつつ投稿もしてないのでただただ書いてた) 中学~高校あたりで小説も同時に書いていたんだけど、それもほとんどが少女

          漫画原作に応募した話と少女漫画

          note創作大賞では漫画原作は3話まで審査と言うことでしたが、最後まで載せました。良かったら読んでみてもらえると嬉しいです。 全部で4万3千字ほどの中編です。 ページネーションは随時入れていきます。

          note創作大賞では漫画原作は3話まで審査と言うことでしたが、最後まで載せました。良かったら読んでみてもらえると嬉しいです。 全部で4万3千字ほどの中編です。 ページネーションは随時入れていきます。

          モテたい彼と依存する彼女 第11話

          1話目はこちらから(下部に全ページリンクあり、全11話です) https://note.com/koito_0_0_/n/n08a382d38b6d  郁斗はこれまでのことを整理しながら、少し複雑な気持ちで聞いていた。  吉川が知那と莉々華に寄り添うように言う。  「大丈夫だよ……ってそんな簡単なことじゃないかもしれないけど、私C組に友達がいるんだけどね、松野さんに対して、面倒だから言わないけど不満を持つ子は多いみたいだよ。さっきのクラスメートの反応がまさにそんな感じだっ

          モテたい彼と依存する彼女 第11話

          モテたい彼と依存する彼女 第10話

          1話目はこちらから(下部に全ページリンクあり、全11話です) https://note.com/koito_0_0_/n/n08a382d38b6d  莉々華の突然の告白に、知那は固まった。  莉々華が、同性愛者? 知那のことが、好き?  なにも言葉が出なかった。 「……中学の時に、学校に行けなくなったことがあるの、そのときも、私が同性愛者だと言われたことが原因だった」  何も言えない知那に、莉々華はぽつりぽつりと言葉をつなぐ。 「そのときは、特に好きだったわけじゃな

          モテたい彼と依存する彼女 第10話

          モテたい彼と依存する彼女 第9話

          1話目はこちらから(下部に全ページリンクあり、全11話です) https://note.com/koito_0_0_/n/n08a382d38b6d  莉々華の強い口調から、一瞬クラスが静かになる。 「そうだよー愛奈ちょっとやりすぎ。知那ちゃんべつに悪い子じゃないじゃん」  C組の女の子が一言声を上げる。それが引き金になったのか、他の子からも声が続く。 「そうそう、うちらも知那ちゃん誘ったけど、愛奈に嫌がらせされるかもしれないからって断られたんだよ、そういうのわかって

          モテたい彼と依存する彼女 第9話

          モテたい彼と依存する彼女 第8話

          1話目はこちらから(下部に全ページリンクあり、全11話です) https://note.com/koito_0_0_/n/n08a382d38b6d 「汐見さん、これ良かったら」  直哉が戻ってきた。急いで売店に行ってきたようで、人ごみの中勝ち取ったパンを二つ、知那に渡す。 「えっ……買ってきてくれたの?」 「好みがわかんなかったから、あまいのとしょっぱいの、食える?」  知那の手の中にはチョコデニッシュとコロッケパン。 「ありがとう……どっちも好き。あとでお金払

          モテたい彼と依存する彼女 第8話

          モテたい彼と依存する彼女 第7話

          1話目はこちらから(下部に全ページリンクあり、全11話です) https://note.com/koito_0_0_/n/n08a382d38b6d 「おまえうるさい」  そんな郁斗の代わりに、陸が静かに、でもものを言わせない声で言う。  愛奈も周りも、謎の迫力を感じたのか一瞬怯んで口をつぐむ。  陸は理論を抜きに人を黙らせる天才だと、郁斗は思う。  事態を察した直哉が加勢する。 「あのさあ、前にも誰かに言った気がするけど、汐見さんってもう俺らの友達のなんだよね、郁斗も

          モテたい彼と依存する彼女 第7話

          モテたい彼と依存する彼女 第6話

          1話目はこちらから(下部に全ページリンクあり、全11話です) https://note.com/koito_0_0_/n/n08a382d38b6d  吉川に話を聞いたあと、吉川の知那に対する態度が変わった。  相変わらず教室へ遊びに来る知那に対して歓迎していたが、もうひとつ踏み込むようになったように見えた。  それがはっきりわかったのは、知那の噂を聞いた3日後のことだった。 「知那ちゃん! 私今日部活なくて放課後みんなで遊びに行こうって話してたの、知那ちゃんも行かない?

          モテたい彼と依存する彼女 第6話