恋するように旅して〜ウズベキスタン編⑨ブハラ
夜が明けて、今度は場所を移しブハラへ。
再び快適な特急列車でババーンと移動。
…お姉さん、、、
メイちゃんじゃなくても叫ぶよ…。
「ほんとだもん! 本当にトトロいたんだもん! ウソじゃないもん!」
そうこう遊んでるうちにブハラ着。
車で移動し、遊園地みたいなところに来た。
…と思ったら唐突に現れる建造物。
中央アジア最古のイスラム建築、イスマイール・サーマーニ廟。
醸し出す、親愛なるドラクエのほこら感…。
実はブハラの街自体が数百年も土に埋もれていたため、モンゴルに攻められた時も気づかれず残り続けた遺跡です。
そこはかとなく、年季を感じる。
いきなりバグってモノクロになったあせりのような、いきなりのモノトーンにびっくりしつつ。
中から見ると外はスケスケ。
猫にも愛される。
ブハラ自体、ウズベキスタン内でも観光地になっているので、バスもずらーり。
あら、いいにおい。シャシリク屋さんと思われ。
ぶらぶら歩きながら、続いてボラハウズ・モスク。
正面に池があるし、ちょっとおもしろい造形だなぁと思って、中に入ったら…
絶句。
何層にも重なる青のグラデーション。
外と全く違う、すーっと通る寒いほどの空気。
荘厳な空気感に、ここには人間を凌駕した何かが「いる」と直感的に感じてしまうほどの神聖さに飲まれた瞬間だった。
こんなとこ、あるの。
しばらく惚けて、ふと我にかえり、外に出る。
後にも先にも、入った瞬間あれほど衝撃を受けたのは、ここだけ。
…としんみりしつつも、お腹は減る。そろそろお昼ご飯。今日のランチはどうしよっかなー。
かわいい感じのレストランへGO。
毎度のトマトきゅうりサラダとナン。もうここまでくると、日本のお通しみたいね。
そしてポテトと卵とコーンのサラダ。こちらも安定感あるおいしさ。
こちらはウズベク風ラーメン?
ラグマンとはまた違う麺料理。
羊のミートボールは、噛み締めると羊さんの味がこんにちはする。
そういえば羊肉って焼きでしか食べたことないから、スープと合わさってジュワッとするのは初めて。
スパイスきいてて、臭みはなく、コンソメ風のスープとよく合う。
そしてメインは、焼き鳥ー!
もちろんムネ肉。塩です。
写真からは分かりづらいかもですが、本当に柔らかい。鶏もも肉好きなわたしですが、こっちでは本当にムネ肉食べたくなる。
そしてネギ間ならぬ、きゅうり&トマトが挟まってくる。
これ、塩味なんやったら日本でもいけるんちゃうかなぁ。と思える組み合わせ。
たまにズッキーニがバーベキューで挟まってるてるけど、もう少しメジャー扱いされてもいい!
さて、気がつけばウズベキスタンの旅も折り返しを過ぎてきた。
引き続きブハラの街を散策です。