プレミアCDを聴く〜ROUAGE「Queen」編〜
どうもKOISHOTEN_RECORDSです。
今回はプレミアCDを聴くということで、僭越ながらプレミアCDのレビューをしていこうかなと思います。
初めにどこからが「プレミア価格」かというのがあると思いますが、この記事では中古で手に入れた値段が新品の定価以上という定義づけをしておきます。
それでは早速行ってみましょう。
ROUAGE「Queen」
今回、プレミアCDとして紹介するのは、ROUAGEの「Queen」です。
彼らのメジャーデビューシングルであり、ジャケットに記載されている通り、テレビ朝日「mew」EDテーマのタイアップがついています。
こちら定価では税込1000円ですが、私が中古で手に入れたときは2000 円しました。
定価の2倍です。まあ高かった。
昔の8cmシングルは安くて100円程度で買えるものが多いですから、それに比べるとプレミア価格がついています。
このシングルにどれだけの価値があるのか
さて、新品の2倍でこのシングルを手に入れた訳ですが、このシングルに収録されている曲は、共にアルバム未収録です。
表題曲、カップリング曲ともに次作のアルバム「BIBLE」に収録されていますが、いずれもアルバムバージョンです。
後発のベストアルバムにも両曲のシングルバージョンは収録されていません。
ROUAGEのシングル曲を集めたベスト盤があるのですが、何故か「Queen」はアルバムバージョンでの収録です。(それじゃあシングル集の意味なくない…?)
となると、すなわちこのシングルでしか聴けない音源があるということになります。
また、ROUAGEはサブスク配信はしていないので尚更貴重です。
早速レビューに行ってみましょう
➀ Queen
幻想的なイントロから始まり、ポップさを兼ね備えた妖しくも美しい「Queen」。シングル版とアルバム版では曲構成やアレンジ等で大きな変化は見られません。
ただ、アルバムバージョンの方がシングルと比べ全体的に重厚感のあるサウンドになっており、バンドサウンドが全面的に押し出されています。そこがバージョン違いの大きな特徴です。
もしかしたら、アルバム版に慣れているとシングル版が少し物足りなく感じてしまうかもしれません。
➁ Original Sin
カップリングは「Original sin」で、この曲はアルバム「BIBLE」のオープニング曲でもあります。
ただ、シングル版とアルバム版で大きな違いが見られます。
アルバム版ではギターから始まるイントロでハードロックなアレンジですが、シングル版はピアノから始まりテンポもアルバム版とくらべかなりゆったりしています。
曲の尺も1分以上異なり、アルバム版が4分半、シングル版では3分ちょっとと大分違いが見られます。
同じ曲なのにアレンジが異なるだけで、あたかも別曲に聞こえてしまいます。
個人的にはどっちのバージョンも良さがあり甲乙付け難いです。
最後に
最後になりますが、今回はROUAGEの「Queen」を取り扱ってみました。なかなか手に入りにくい一枚ですが、両曲ともなかなか手に入れにくい音源なので、プレミア価格でも聴いてみる価値は十分におおありです。
最後までお読みいただきありがとうございます🙏
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