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(漫画)単行本が発売されました!

先日、5月7日にやっと新刊が発売されました!

今回はワインの入門書です。

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数年前に、エッセイ漫画実用書として「カメラ、はじめます!」を描かせていただきました。監修者の鈴木知子先生に実際一緒に町へ繰り出し、カメラを学び、それを漫画でまとめた内容です。

その後、監修者付きの単行本の依頼を多くいただき、このワイン本もそのなかの一冊です。

カメラの漫画の特徴としては、監修者も編集者も作者も女性、年齢も30代〜40代というバランスのいいチームで作れたことが大きいかな?と思うのですが、

この「先生、ワインはじめたいです!」もチームは三人とも女性で年齢層も同じ。

取材時からめちゃくちゃ楽しいワイン会もとい、ワインの勉強を楽しみました。

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圧倒的すぎるこのワイングラスの量

今回の監修者の先生は、杉山明日香先生

理論物理学博士であり、ワイン研究家。予備校の数学講師でもあるため、教えるのが本当にお上手です。ワインスクールも開催していて、西麻布にはめちゃくちゃおしゃれで素敵な「ゴブリン」というワインバーを経営しています。

ワインだけじゃなく、全てのお食事がおいしすぎます。ちょっと高級なんですが。

わたしはこの取材がなければ一生縁がなかったろう世界にこのお仕事で踏み入れることができました(感謝しかない)

そんな素晴らしい監修者の先生と接点を作ってくれたのが大和書房の編集者の女性。まだ20代ですが、お酒は大好き!という一見大人しそうな真面目そうな子ですが面白いです。

「安くてもおいしいワインが知りたい!ワインを選べるようになりたいです!」

そんな想いからこの企画を考えてくれて、「カメラ、はじめます!」の本を読んで声をかけてくれたというわけです。(わたしが酒好きだというのはどこかの何かで見たのかもしれないけど)

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ワインの基礎知識、香りや味、マリアージュ、全て先生に教えてもらいながら、飲みます。ただ飲んでると忘れちゃうので、それを毎回録音しておきます。

自宅に帰り、その録音を聞き返しながら、漫画のネーム(構成)を考えていきます。

この取材を通して一番つらかったのは、自分がだんだん酔っ払っていく様子を音源で聞かなければならないこと。

酔ってく自分、はずかし〜〜〜。

けっこうな量を飲まなければならなかったのですが、いいワインは不思議と二日酔いしない。翌日もころっと元気でした。

そういうわけで、最近はワインばっかり飲んでます。

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先日のワイン、お気に入りはオーボンクリマ

最後に、内容をざっくり紹介。


ワインの何を見て選べばいいの!?という人に、これだけとりあえず見てみよう!の主軸を作ってくれてます。

「品種」と「産地」

そこから、何の品種があって、何を最初に選ぶ?どんな国の特徴がある?なども丁寧に解説。

そこから、食材とワインの合わせ方なんかも、先生がわかりやすく教えてくれます。

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先生の本の特徴でもあるけれども、ワインを人で表現してるのもなんともかわいいのでぜひみてほしい。

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お家ワインを楽しむだけではなく、最後におしゃれなバーでの頼み方、ソムリエさんとのコミュニケーションについてなどもご紹介。

お家でワインを楽しんでいるうちに、少しずつ知識や経験値をあげていける本になっています。

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正直、ワインの世界は奥深く、そしてその美味しさも奥深い。

お酒の飲み方、考え方も変えてくれた取材でした。

どうやったらいい表現ができるのか、構成から編集者となんども議論を重ねて作りました。


最後にわたしがお酒に関して思うこと。

丁寧に作られた、自然と人を感じるお酒が好き。

そんな好きな気持ちと、想いをこめて描いたので、ワイン好きな方も、そうじゃない人もパラっとめくってもらえたらうれしいです。

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裏表紙のデザインもちょっと凝っててかわいくて好き。


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