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ブログ企画【繋】第65回「平成30年」

あたらしい年になりました。
本題に入る前に、まずは新年のご挨拶とお礼を申し上げます。
noteを始めてから、おとといで一年が経ちました。
この一年の間に、たくさんの方々がここへいらしてくださいました。
さらに、コメントやスキをいただいたり、Twitterのほうでも反応をいただきました。

たくさんのおもしろいコンテンツや、魅力的なひとたちで溢れかえるインターネット。
そのなかでも、わたしの生み出すものに一瞬でもお時間を割いていただけたこと。
そのワンクリック、ワンアクションにわたしはどれだけ励まされ、どれだけ画面の前でニヤニヤしたかわかりません。

今年も文章を通じて皆さまとあたたかな交流ができることを、こころから楽しみにしております。
そして、皆さまにとっても充実した一年となりますように。
本年も、どうぞよろしくお願いいたします!


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さてさて、恒例となりました、毎月1日に全国のメンバーがひとつのテーマで文章を書くブログ企画【繋】。
年明け一発目の今回は、わたしがお題の発案権をいただきました。
この企画に参加してから、初めてテーマを出す順番が回ってきた今回。
どんなエキセントリックなお題であたらしい風を吹かせようかと数ヶ月前から企んでいたのですが、でもやっぱりさ、新年最初の記事だもん、奇をてらわず、素直にストレートでキメようと思いまして。


あたらしい年である2018年は、平成の世も30年の節目を迎えました。
この30年を振り返って、皆さまにとって平成とはどんな時代でしたか。
そして、平成30年をどのような年にしたいですか。
今回のテーマは「平成30年」です。


ブーム、カルチャー、コミュニケーション、スポーツ、ヒト、コトバ……。
平成という時代を語るうえで、その切り口は数え切れないくらいありますよね。
自身の30年のなかでの印象的な出来事を思い返したり、当時ハマっていたモノやコトを懐かしむのもいいでしょう。
また、今年の抱負を考えるのもいいでしょう。

けれど、今回わたしはそういったものには触れずにですね、この20〜30年で個人的に強く思っている、極めてちいさなちいさなあることをとりあげようと思います。


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まずは、その切り口となる一枚の写真を。

平成8年(1996)東京・上野公園にて。

上野動物園へ訪れた帰り道にハトに餌をあげている、当時2歳のわたしと母を写した一枚。
母のお腹には、この翌月生まれる弟がいます。
注目すべきは、ファッショナブルなわたしの服装じゃないですよ。
今回特筆するのはその周りに群がる、そう、ハトです。

わたしがここ20〜30年で強く実感していること。

それは、


気づけばヒトとハトの距離感が縮まりすぎてない?


いや、これホントに。

上の写真でこそ、エサをねだってわれわれ人間をとり囲んではいますが、無邪気にハトを追っかけて遊んでいた、まだ穢れも知らなき純粋無垢なあの頃の記憶だと、ハトって人間が近づくとすぐさま飛び立ってしまっていたと思うのです。
少なくとも、人の気配を察知すると少し早足で避けていませんでしたか。


それがどうでしょう。


最近目にしたハトを思い出してみてほしいんですけど、奴ら、われわれ人間が近づこうが、飛び立つどころか避けすらもしなくなりましたよね。
むしろこっちが彼らの歩行を妨げないよう、避けて歩くくらいの。
何ならこっちが恐縮するくらいの。
思わずこっちが豆鉄砲食らうくらいの。

なんなの、あの図太さ。


いや、いいんですよ、別に。
きっとそれだけ人間に対する警戒心が薄れてきたということなのかもしれません。
平成に入っても都市部への人口集中は衰えぬなか、人里離れた自然界よりも人間の暮らしの近くにいれば簡単に食べ物を得られるという生存本能が、ハトのなかに色濃く刻ざまれてきた結果なのでしょう。

それでも、こうしてある生物が、以前には見られなかったような様子で人間のテリトリーで幅をきかせているのを見ると、なんだか奇妙だなあと静かなる恐怖を抱いてしまうのです。


他県や外国のハトのことはよくわからないのですが、もしかするとこれ、東京のハトに顕著な傾向なのでしょうか。
渋谷のハチ公前のハトとか特にすごいですよ。
もはやヒトが待ち合わせしてんだか、ハトが待ち合わせしてんだかわかんないですもん。

この企画のメンバーには東京以外の地域にお住いの方もいらっしゃるとのことですので、何かお心当たりありましたら教えてください。
この記事を読んでくださった方でご存知の方がおられましたら、その際もぜひ。


そのうちそこらを歩いてるハトがヒトの手や頭に乗ってくるのも、時間の問題なのではないでしょうか。
そんで、義務教育にマジックがとり入れられたりしてね。
もういっそ、コミュニケーションも伝書鳩に原点回帰したりしちゃう。

そうなれば、彼らに気を遣って道譲ってる場合じゃないですね。
あらたな時代の流行をつくるべく、今からそこらへんのハトを手懐けようと思います。


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今年もこんな感じで、「え、そこ!?」みたいなところに全力を注いでいきたいです。
些細な部分への手間を惜しまないでいたい。
世の中の隙間はわたしが埋めていきたい。
みんなが目につくような大きなところは、ほかの人に任せるよ。
ちいさな変化を見逃さないひとが、おおきな変化を起こせると思うから。
座右の銘でもある「神は細部に宿る」を体現していきたいです。


ここまでさんざんハトハト言ってきたので、これで酉年だったらきれいに締められたんですけど、酉年からバトンを引き継いで今年は戌年なんですね。

でもきっと、今年のわたしはさらにワンダフルだと思います。去年までのわたしをおいぬいていきます。いざ戦わん!
※年女なので大目に見てください。


平成30年、いっくぞ〜〜!


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