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心配するのをやめたら、一生懸命な姿がただ可愛くて仕方がなくなった。

5,6年前だろうか。兄の家族と出掛けた時に撮影した姪っ子の写真を久しぶりに見た。この時、姪っ子はカメラを向けると一生懸命ボールを放って見せてくれた。こちらからボールを投げてほしいと頼まなくても、子どもは大人が自分を見ていること(自分に求めていること)を感じているのかもしれない。

両手でやっと抱えられるほどのボール。ボールが大きいのか姪っ子が小さいのか。あぶなっかしくてつい止めに入ったり手を貸したくなる。でも、断られる。というか嫌がられる(笑)

心配するのを諦めてまたパシャパシャ写真を撮っていると姪っ子の一生懸命さが可愛くて仕方がなくなった。

この数時間後、姪っ子はぐったり。熱を上げてしまったようだった。

頑張りすぎたかな。

この時、小さくて一生懸命だった姪っ子はいまや小学校中学年だ。

学年で一番図書館の本を読んでいる、読書好きになっているそうだ。

ボールをうまく扱えるようになったかは知らないけど、別にそのままだっていいんだよね。

大人が心配しようがしまいが、子は自由にのびのびよく育つ。むしろ手を離して見守っているくらいがいいのかも。

おばちゃんはそう思ったよ。

(201X/XX/XX ボールで遊ぶ姪っ子)

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