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ホットコーヒーとアイスコーヒーはあるが常温コーヒーはない(????/02/09)

ホットコーヒーとアイスコーヒーはあるが常温コーヒーはないな、とふと考える。

普通に考えれば常温の方が人間に適しているような気がするのだが、なぜ無いのだろう。

常温で提供することによるメリットは、やはりコストカットだろう。
そもそも温度を上げたり下げたりするのには多大なエネルギーが必要になるわけで、ガスや電気にかかるコストというのは馬鹿にならない。

それが最も顕著に表れるのが自動販売機である。町中に設置されている自動販売機は飲み物を温めたり冷やしたりするために大層な機械の箱と化し、それにコストを割いているわけである。

正直私は、冷たい飲み物も熱い飲み物もそこまで好きではないから、常温の飲み物がいい。

その話を地球外生命体の友人に話してみると、「しかし種族によって体温が異なるのだから、ホットやアイスという相対的な温度は人間主観ではもはや図ることはできない。広く多種多様な種族に購入して欲しいのならばアイスとホットという2種類を販売するのは最も効率的な販売方法である。ホットしか飲むことが出来ない種族もいれば、アイスしか飲めない種族もいるのだ。その点、人間はホットもアイスもどちらも飲むことが出来るのだからわがままを言うなボケカス」と散々なことを言われてしまった。

確かに彼の言っていることも分かるが、しかし私は諦めない。常温コーヒーというその液体が最も自然な温度状態を楽しむ方法を模索することは、コーヒーを愛する者としてはごくごく真っ当な考え方だと思うのだが、いかがかね、人類の友よ。

この現実はフィクションです日記

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