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お店のDX化って結局どういうこと?

前回の投稿でコロナ禍の影響で非接触、働き方の変化、人材不足によってインフレを引き起こしているよみたいな話をしました。

この話、デジタル化はかなり関わってくるのではと思い続編で本記事を書こうと思いました。コロナ禍により一気にお店のデジタル化は進んでいますし、またスマレジに入社して、店舗DXについてはさらに身近に感じるようになりました。ですが、なかなか一言で言い表しにくいワードだなと思います。

※参照元、三重県にある「ゑびや」さん。
個人的にこれをみると店舗DXの最先端ってこういうことだよねとビジュアルとして認識しやすいです。

DX化(ツールを導入)することが目的ではない

先日、商工会議所さんの会員さん(飲食や小売りのお店経営をされている人)に向けてのDX講座をさせていただいた機会がありました。
その際に参加者の皆様にDXツールの導入状況や理由・要望のアンケートをさせていただいたところ、、、

1,レジはレジスターを利用。電子決済を導入している理由は、時代の流れと顧客要望。

2,レジ導入は業務の手間をらすために導入。それ以後、日常的な仕事に追われて、業務整理ができておらず、何を導入したいか等は考えていない。

3,人手不足や営業力の強化でツールを検討している。ツールを導入した際、コストの適正価格が分かりづらい。

ヒアリングしてみるとすでに店舗ではシステムなど導入されているが、導入理由は先代や前任者からの引き継ぎであったり、人手不足ということとなんか便利そうだからという理由で導入されている方がほとんどで、全体の設計が無く場当たりになってしまっているように思いました。(例えば、予約管理ツールをいれているが、入れるだけでリピート施策のためのアクションができていない。安易に1店舗だけモバイルオーダーをいれてしまい、売上管理ツールと連携ができず、逆に管理業務が大幅に増えてしまったなど)
「DX」=「バックヤードワークを簡素化させる」ということが先行してしまい、その後のデータ化であったり分析のアクションまで考えれていない。またそもそもDXツールを入れることが目的になってしまい、前段階の導入する目的が定まっていない所感です。

あくまでDX化は手段であって、目的を定めることが大切

思い当たる節があるという方はこちらの記事を読んでいただきたいです。

100年以上の歴史がある老舗旅館の「陣屋」のお店デジタル化による立て直し戦略のお話なのですが、事業を引き継いだ赤字状態から脱却する大いなる目的のためにお店のデジタル化に踏み切り、見事回復させた方法がよくわかります。 

①お店の目標(例_売上?営業利益?EBITDA?)
②課題(例_店舗数値の未管理、スタッフ間の情報共有などワークフローの見直し)
③店舗のデジタル化(データ化による可視化)
④店舗の状況分析(③からのデータ分析)
⑤サービスの質の工夫による立て直し(例_ロイヤルカスタマーの育成、自社サービス商品の改善、新規・既存集客)

上記のように一連のフレームワークがしっかりはめられている状態を作ることがまずは先決です。デジタル化が成功している企業さんはこのフレームワークがきちんと設計されています。
目先の業務のワークフローだけを見て、ツールを入れたことによる費用対効果がどうなのだとかで考えてしまうと、単発のシステム導入だけで終わってしまいます。
デジタル化によって目先の実務やバックヤード業務の改善によって人的リソースの確保するという名目はあってよいと思います。しかし「費用対効果と人手不足解消」だけにフォーカスするのではなく、最終的にはその先にある、数値の見える化(飲食店であれば、顧客の来店数・売り上げの可視化など)やデータ経営にあると思います。ちなみにスマレジはそれらをすべて管理&可視化できます。ここにきてセールスプロモーションw)

スマレジ導入のメリット:目先の作業効率化とその先のデータ管理の一元化

「データ」活用が大いなる商機に(データ活用のその先)

データを一元管理して可視化することができるようになり、数値の分析や軌道修正が実現できたならば、次は来客(購買)予測のステップになります。
例えば、飲食ならメニュー提供の最速化による、米の炊飯量が把握できるようになったり、(ゆえに廃棄ロス)小売りなら供給量の予測を立てて、デッドストックを減らすことができます。
ちなみにスマレジを使えば、店舗、商品、時間など様々な軸での売上分析が可能。リアルタイムで売上を確認できます。様々な業種で利用できる分析帳票が多数あり、CSVでデータをダウンロードすれば独自の分析も可能です。
あまり宣伝しすぎるといやらしい記事になるので、この辺にしておきましょう。

スマレジ管理画面はこんな感じの分析項目があり、クラウドで自動で売上分析できます。


いかがでしたでしょうか。やはり今後インフレによる厳しい時代の到来が予測されます。そうなったときに、解決できる手段の一つとしてDX化ツールの導入を検討されるかと思います。
しかし、大前提として、システムを使っていくのは従業員の方ですし、その方たちが使いこなせる環境も必要、そしてそのためには導入の目的も理解をしてもらわないといけません。冒頭の陣屋さんの記事にもあるように、「会社のためだけではなく、スタッフにとっても、お客様にとっても意味のあることだ」と理解をしてもらうには、目先の効率化ではなく、やはり大いなる目的の提示が必要なのだと思います。(会社の売り上げ増大、従業員の賃上げ、労働時間の改善、顧客満足度の改善など)
これはスマレジのようなPOSやキャッシュレス・セルフレジに限ったことではなく、コミュニケーションツールだろうがマーケティングツールだろうが、どんなデジタルツールに置き換えても考え方は同じかと思います。

最後にいつものインフォメーション

スマレジユーザーさんのコミュニティ会やってます!
こちらのFBページご興味ありましたら!(スマレジユーザーさんじゃなくても参加OK)

※MeetUpは2月16日は福岡。3月9日は大阪にて開催決定!!
■福岡ユーザー会

■大阪ユーザー会


ユーザー会以外にもスマレジではこんなウェビナーを定期的にやってます!ご興味あれば!ウェビナー施策もプロジェクトマネージャーしてます!

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