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お城へ To Go (丸亀城)

 高松城の支城として成立した丸亀城(78・香川)です。現存12天守です。押印は平成22年12月13日、天守にて押しました。
 この城に到着前に、初めて香川県だったので、讃岐うどんの名店をと思い、2つの有名店をはしごしてから登城し、城山を下りてくる時になって気持ち悪くなったのを記憶しております。やはり糖質を急速に、多量に流し込むと胃がもたれるということを実感しました。
 ちなみに、糖質の食物の胃袋での停滞時間は長いので、逆流性食道炎など、酸っぱいものが逆流する症状をお持ちの方は、糖質制限で即座に症状改善されます、城とは関係ありませんが(笑)。

 亀山という小高い山に築城された丸亀城は、全山を圧倒的な石垣で囲まれており、その高さは60mにおよぶ壇上に天守が置かれています。天守自体は備中松山城11mにつぐ、小規模な天守で14.5mですが、こうした壇上にあるため、迫力、存在感は十分で、実際の大きさ以上の威圧感があります。ちなみに備中松山もそうですが、山城の天守は通常それほど大きくする必要もないわけです。

 それでも、結構この城は見せ方にこだわっているように感じます。天守は御三階櫓で、二つの二重櫓に多門櫓で接続したものだったといわれ、下から眺めると相当な威圧感だったのではないでしょうか。内部は居住性は考慮されておらず、景観重視だったようです。
 これは海からの景観も相当に良かったでしょうから、瀬戸内海を行きかう舟にもその威圧感は伝わったでしょうね。当然、そうした意図もあったでしょう。

 この城は元からあった「砦」をもとに、生駒氏が築城したのが始まりです。高松城の支城として築城され、城代が置かれていました。
 その後、一国一城令により、生駒氏は本城を高松としたことから廃城が決まりましたが、取り壊されることはありませんでした。
 生駒騒動により生駒の領地没収後は、讃岐は二分統治され、西讃岐は山崎氏が領主となり、ここに丸亀藩が立藩されます。これにより一度は廃城とされた丸亀城は再興されることになったというわけです。山崎氏断絶後は京極氏が入城、明治に至ります。

 ちなみに丸亀は「うちわ」も有名で、丸亀藩の下級武士に内職として奨励されたという事情から、現在でも代表的な地場産業となっています。そして今でも、全国のうちわの約9割の生産量を誇るようです。
 また、うどん文化も強固で、丸亀製麺がここ丸亀では継続できなかったというのですから、うどんへのこだわりも強い土地なのでしょう(2021現在丸亀製麺HP上は香川県内では高松に2店舗あるようです)。

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配信元:裏辺研究所


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